同業者に学ぶ
今日、とある案件で他所の会計事務所にお邪魔しました。
大きな看板と綺麗な佇まい、中の様子も威厳すら感じる雰囲気です。
親子で経営されていて、僕の前職のボスよりも早い登録番号で税理士の金看板も歴史を感じさせます。
そこの事務所さんが関与している会社の社長さんと訪問したのですが、そこの先生は社長が言うことについてすぐに答えや疑問を言います。
歴戦の勇姿がそこにありました(前職のボスはひたすらユルい人だったので、このような姿は見たことなかった)。
僕はまだ「先生」と呼ばれると背中がカユくなってしまうので「先生とは呼ばないで」とお客様にも言ってしまうような人間なのですが、こちらの先生方は自然と「先生」と呼んでしまう威厳がありました。
僕もいつかこのような雰囲気を纏うことができるのだろうか…。
や、20年後に隠居してカフェやりたいなどと言っているような税理士には無理でしょう(笑)
ともあれ、お客様の業績ばかりでなくそこで働いている人たちのことまで気にする姿勢にはひたすら感服でした。
もちろん僕も従業員さん向けのコンサルもしていますが、あの場で自然と口にするのはすごいなと。
初めてお会いする税理士でしたので緊張していましたが、学ぶところ大でした。
こういうのは何も税理士に限ったことではなく、どんな仕事にも言えるかなと。
同業者というと、ライバル視したり敵視したりする…という人を見てきましたが、見てみてこれは良いなと思ったことは真似したら良いと思います。「学ぶ」の語源は「真似ぶ」といいますし。
規模も経歴も実力もまだまだ足元にも及びませんが、とても良い経験が積めました。