値下げがあった場合とその対処法
独立してそろそろ半年。
新規のお客さんとの出会いがあった一方で、前職からのお客さんとの別れもありました。
そもそも安くしていたのに手間が増えてきたので、独立を機に料金改訂を行ったところ「他へ行きます」というのと、こちらの見積もりを決算間際までスルーしていたのでその分の上乗せを提示したら「他へ行きます」ということがありました。
更には前のボスから僕に交代したのを機に「税理士一年生だよねぇ…」と値引かれました。同じ事を言ってきたもう一件はこちらから断りました。
駆け出しで目先の売上欲しさに我慢する仕事を取ってしまうと、そういう「心を削る仕事」にキャパを取られてしまうので、今後出会うであろうお客さんを断ることになりかねません(こちら都合でいきなり契約解除するわけにはいきませんので)。
今後、コロナ禍や後継者がいない等で値下げの要求もあれば失うお客さんもいるかもしれません。
その場合はどうするか?
- 会計ソフトを使ってもらう(クオリティも要求する)
- 関与度合を減らす
- ペーパーレス化、電話レス化させてもらう
そういった対応になるでしょうか。その時のお客さんとの状況にもよりますが。
また、値下げにより売上が減ることも考えた準備をしておかなければなりません。税理士報酬以外の収入源も構築しておくことができたら、自分の身に何かあったとき、自然災害等で仕事どころではなくなったとき、今のようなコロナショックで経済が低迷しているとき…そういったときのセーフティネットになるはずです。
自身の営業力・仕事力の向上や既存の古い常識に囚われない仕事。コロナ禍で展開が難しいところもありますが、難しいということはチャンスがあるということ。簡単なことをやっても稼げませんので。
本業は目下の生活のため、副収入の構築は未来の安定のため、そのようなことを考えながら過ごしています。