外に出ろ

Gacktさんの言葉です。

「外に出ろ。部屋の中には古い情報と思い出だけ。吸収できるものはリアルな世界にある。」

まさにその通りだなぁと。税理士もそれ以外の人も。

前職の事務所のボスだったり、お客さんの不満あるあるで「税理士が来てくれない」というのがあります。

担当が数字を拾ってきて試算表にして所見を付けてボスに渡す。それを見てボスは判断する。

といったところでしょうか。

僕は事務所にずっと座っているのが耐えられず何かと理由をつけてはお客さんのところに行っていました。

ひと言挨拶するだけだったりコーヒーをご馳走になって油を売ってみたり。

そういうリアルな所から見えてくる物があると思っています。

「数字は全てを物語っている!」とサスペンス劇場のようなセリフは出てきません。やはり伺ってナンボかなと。

あと、バッジが付いてる人間が行くことで「気にかけていますよ」というのが態度で示せると思っています。

それ故ひとりでやっているというのもあります。

外に出て、人に会う。

僕は本性は「寂しがり屋のひとり好き」という絶賛人見知りな面倒くさい野郎です。

自覚があるからこそ、それがコンプレックスだからこそ、努めて外に出るようにしています。

実はひとりで外食が大の苦手です…。

だからといって引きこもっていてはさらに孤独になるだけです。

ひとりぼっちで寂しい老後は嫌です。

だから今から何とかせねばと。

この性格をどうにか改善しなければ商売もできませんので。

最初は躊躇しまくって、入ろうかやめようかウロウロするという明らかに怪しい感じでしたが、えいや!と勢いで入ると後はどうにでもなるものです。

思いがけず美味しい店だったり、人柄の良い店主だったり、そこから始まる出会いがあります。

それが人生を変える事だってあります。

拒否反応が大きいほど、そこに飛び込んで得るものは大きいものです。

例えば、いつものように朝出勤して、仕事を終えて直帰したらあとは「だいたい同じ毎日」です。それでまぁまぁそれなりOKな人生になります。

何となく空見上げてたりしながら…。

でも、そこに何か新しい事を加えてみたらどうでしょう(1日1新)。

どんな小さな事でも新しい経験は刺激になります。良くも悪くも何かしら得るものがあって、それが経験や学び、気付きになるわけです。

小さな経験でも積み重なれば、何もしない人より5年後、10年後に圧倒的な差になっているはずです。

疲れたから帰ってすぐ寝たい。でもその前に5分のストレッチ。

土日は家でのんびりしたい。でもどちらか片方はカフェ開拓。

そんな事でも違うと思っています。

院免

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