コロナ禍と失業率

増え続ける失業者

冬の到来とともにコロナ感染が再び増加傾向にあります。

それに伴い、失業者も増え続けているようです。

ニュースのインタビュー等で「まさかここまで…」「まさか自分が…」という声が多いように感じます。

コロナ以前に悠長過ぎる現代人

コロナが出る前から周囲には言っていましたが、「今の仕事が定年まであると思うな」と言っても「その時はその時だよ」程度の反応が多かったように思います。

で、いざ世界的な異常事態になっても相変わらずの他力本願。

「家族が…」とか言う割に夜勤は嫌、きついのは嫌、あれも嫌、これも嫌、お前も嫌…となるわけです。

家のローンを背負って失職という話も耳にします。

ハウジングプアと言うそうですが、泣く泣くマイホームを手放してもなおローンが完済できないとか僕には無理です(もともと賃貸派なのもありますが)。

あれだけ言ったのに…というのが正直なところです。

売上が激減してるのだから給料も減って当然

コロナ禍の中で決算を見ていると、業績の悪い会社はやはり多いなと。

とある会社の従業員が社長に待遇の不満をずらずらと書き連ねているLINEを見せられましたが…当たり前やがなと(むしろよくクビにならなかったなという程の内容でした)。

そもそも、売上が激減したら給料出そうにも出せません。従業員へのボランティアではなく稼ぐためにやっているわけなので、売上が減ったら無い袖は振れません。自身が生き延びるためには時に苦渋の決断も必要です。

コロナ禍はまだまだこれから

よく、「老後の年金は期待できない」といいます。その期待できない未来のリハーサルが今ではないかなと。

ここを乗り越えられなければどのみち老後もありませんし。

今後は今まで当たり前だったお金の稼ぎ方だけでは立ち行かなくなるでしょう。実際に副業が容認されるようにもなりました。

これからはこれまでの非常識にいち早くチャンスを見出せる柔軟な頭を持った人が生き残ります。実際にコロナ禍にあっても収入が増え続けていて大成功されている方もいます。

みんなが馬鹿にし、批判してくる間に愚直に頑張り続けた結果です。今は馬鹿にした人達がその人に続かんとしているそうです。

どちらの立ち位置を取るか、これからの時代をどう生き延びるかは柔軟な思考回路を持つこと。普通の事は誰もが分かってる事なので先細りということ。怪しいもの、よく分からないものにこそチャンスがあるということ(当然、自ら情報を掴んで学んで精査するのが前提です)、少しそういった目線で世を見てみたら活路を見出せるのではないかなと。

税理士

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