税理士として目立ちに出るか

おそらく税金に興味がある人、とくに自営業者は最近ではYouTubeでゼアの知識を得ていることと思います。僕もそうです。

「税理士YouTuberヒロ」として活躍されている先生や、「スーツを着ない税理士」など有名な人もいますし、中小企業診断士のYouTuberなどもいて時々見ています。

ただただすごいなと。

経歴もそうですが、本業の間にネタを作り、撮影し、編集し(編集は外注かもしれませんが)、これを周2でやられているそうです。

他にも本を出版している方、セミナーを開催すている方、講師として呼ばれている方…すごいなぁと。

僕も嬉しい事に「分かりやすい」というお声は頂けているのですが、まず人前が苦手(笑)、画面に出るような見た目ではない(泣&自主規制)、ひらめきがない(諦)…と、まぁ御多分に漏れず税理士会の端くれで埋もれているわけです。

やりたいこととできることは違う

最近、そのように考えるようになりました。

もちろん、やってみる事が大事です。やる前から出来ないと言っていたら時代に取り残されるだけです。

やりたいことで食べていけるか?ということです。

例えば、僕が今からミュージシャンになりたい!と思っても音符が読めませんし、人前で扱える楽器もありません。裏声も出せません。

養成所に通ってスキルを上げることはできてもまず食べてはいけないでしょう。

そういうハードルを下げてくれたのがYouTubeですが…。

知人にもひとり社長でYouTuberとして活動している人がいます。

彼曰く、「とにかくアップしまくる。100本やれば一本くらいまぁまぁバズる。」と。

彼は消防士を辞め、みっちり勉強して、YouTuber、ドローン操縦者として会社経営しており、起業から一年で食べて行けるようになったとの事で、遊びを仕事にしています。

何かっちゃ「一緒に撮ろうよ」というのがめんどくさいですが(笑)

そういう方と半強制コラボして場に慣れる、仕組みや手順を覚えるというのも手でしょう。

あとは仕事でも何でも「好きこそものの上手なれ」で「好きな事」をしているから探求するし成長します。

その興味が税についてなのか、スニーカーについてなのかの違いです。

じゃあ「スニーカー税理士」でやれば?と言われた事もありますが…僕もいつの間にか古い側の人間になっていたようで、YouTubeとかTwitterに投稿しようとは思わないわけで…。

興味が向かないことをやっても無駄です。

むしろ今は新しいお客さんからゴルフに誘われたので、そこで人脈を広げようと考える方が現実的かなと。

まずは先輩にお願いして、打ちっぱなしに行ったりゴルフのルールやマナーから教わらなければと(イーグルがすごくてボギーがダメくらいの知識しかありませんので)。

仕事で目立つなら仕事を趣味にする

極論、こういうことでしょう。

もとから「税理士になりたい!」「会計事務所で働きたい!」という意識で業界に入っていたら趣味とも思えます。

ところが、僕の場合は違っていて、「金持ちになれると聞いた」が本音です。

あとは昔から「人さまの役に立てることがしたい」と。高校生くらいの時、些細なことで後輩からすごく感謝された事があって、その時から強くそう思うようになりました。

青年海外協力隊(年齢制限があるのを知らなかった)、警察官(試験に落ちた)、教員(行った大学に教職課程がなかった)など紆余曲折を経て税理士業界に流れ着いた次第です。

いずれ、YouTubeや執筆などご縁があるのかも知れませんが、まだ心がそちらに向かないので。

一部のお客さんからも「分かりやすいし声も良いんだからやれば良いじゃん」と言って頂けておりますが…、こう見えて学生時代はバンドのボーカルなどほんの少しだけやったりもしていましたが…「気が向いたらね」ということで。

声だけなら税理士YouTuberヒロさんにも引けを取らないので(笑)