えんとつ町のプペルを西野亮廣さんと見た!!

6回ほど泣いてマスクびっしょりでした。

「キンコン西野」どんな印象ですか?

お笑い芸人キングコングの西野亮廣さん、ご本人の著者によるとそれはそれは嫌われていた時期があったそうです。

今、YouTubeの台頭でテレビの力が弱くなってきています。それを早くから察知してテレビの世界から抜け出したら同業者から嫌われて…。

新たなビジネスを展開するための資金調達にクラウドファンディングを利用したら、当時は今ほど認知されておらず「詐欺師」「金の亡者」「怪しい宗教かよ」と日本中から叩かれたそうです。

えほん作家になると決めたのはタモリさんの「お前は絵を描け!」の一言がきっかけだそうですが、知識ゼロで飛び込んだ世界。当然うまくいかず「それみたことか」「芸人が絵本なんかやるからだ」と笑い物にされたそうです。

僕はその頃、ひたすら税理士試験と向き合っててテレビなどほとんど見ない生活をしていたので全く知りませんでした。

ただ、それでもネットニュースの端っこで「嫌われ西野」というフレーズを度々目撃していたので、何でか西野さんが嫌われているらしいことは知っていました。

あのハンサムですから女性問題なのかなくらいにしか思っていませんでした。

革命のファンファーレを読んで見る目が変わった

税理士試験が終わった後、試験の勉強ではなくて生きていくための勉強をしようと思い立ち、色々なビジネス書や自己啓発本を読んだり、セミナーに参加していた時期があります。

その中でキンコン西野の「革命のファンファーレ」を読んで彼に対する見方が変わりました。

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イケメン芸人としか思っていなかったのですが、厳しい言葉の中に的確なアドバイスが詰まっていて、漠然と感じていたものは間違っていなかったと自信をつけてくれるものでした。

それ以来、西野さんのオンラインサロン(有料)にも登録して情報を「買って」います。

本物の有益な情報はタダでは手に入りません。

周りが知らない事を知ったら叩かれるようになった

何者でもないイチ平社員から税理士→独立(経営者)と肩書きや立場が急変して、それに対応すべく足掻いていたらこれまで友達だと思っていた人たちと疎遠になりました。

彼らはほぼ平社員。職を転々とした人間も多いです。そういう人間たちが将来的見舞われるだろうリスク(今回のコロナもある意味予知していました)を伝え、対処法を伝えたところ、全員から「お前は変わった」「変なのに手を出した」「家庭が無いお前には分からない」「うまく行ったらまた誘ってよ」とまぁ散々で誰一人耳を傾けてくれませんでした。

あぁ、こういうことかと。「無知な善人の正義感はいつも始末が悪く、時代を遅らせます。」という西野さんの言葉がよくよく分かりました。

うまく行った頃にはお前に用は無ぇわ!と思いましたが(笑)同志などそうそう見つかるものではありません。

そういうのもあって地元を出ました。

頑張る人が叩かれる世界がプペルの世界

夢を持てば笑われて、声を上げれば叩かれる。見上げることができない町で、ボクはどうだ?

という歌詞があります。

えんとつ町のプペルは西野さんが経験してきたことがネタになっています。

そしてこのプペルに始まり、「ディズニーを超える」「300年続くエンターテイメントを創る」と言っています。

それを世の人は嘲るのですが、映画「えんとつ町のプペル」を観ると「キンコン西野は本気で闘いを挑んでるんだ!」というのがビシバシ伝わってきます。

誰か見たのかよ?

誰も見てないだろ?

だったら、まだわかんないじゃないか!

ルビッチの一番好きなセリフです(これを芦田愛菜ちゃんが吠えます)。

やってもいない、知ろうともしないくせに、僕が「失敗する前提」で叩いてきた人間がいました。彼はまぁ、善意からなのでしょうけど。

もちろんうまく行くかは分かりません。でも失敗するのかも分からないわけです。やりもしない、知ろうともしてくれないくせに人のやること決めようとするな!と思う次第です。

まとめ

もし日本中の人がえんとつ町のプペルを観て、この作品を好きになってくれたら…0か10でしか判断されない、思いやりが薄れて自分中心の人間が急増している、息苦しい、今日の日本という国が、昭和の人情味あるあの頃の雰囲気に戻れるのではないかなと。

西野亮廣の「ゴミ人間」を読んだ後でプペルを観ると…泣きっぱなしです。

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僕の下の名前も「あきひろ」、同名です。子供の頃はなぜか好きになれなかった名前ですが、今はささやかな誇りです。