確定申告はe-Tax(電子申告)でやるのがおすすめ

e-Taxでもう10万!

今年も所得税の確定申告の時期が訪れつつあります。

フリーランス、個人事業主などで帳面(貸借対照表まで)をしっかりつけている青色申告の方はこれまで65万円の特別控除がありましたが、今回の申告からそこがチョット変わりました。

電子申告(e-Tax)を使うことをが条件で65万円。そうでない紙媒体での申告では55万円に減額されてしまいます(他にも電子帳簿の保存というのがありますが、それは令和2年9月30日までに申請書を提出して同年中の税務署長の承認が必要だったのでここでは触れません)。

詳しくはこちら

このリーフレットを見ると「基礎控除が10万円増えたから同じじゃん?」とパッと見て思うかも知れませんが、e-Taxを使えばもう10万円控除してくれるわけです。最低税率の5%の場合でも税金が5,000円安くなるので飲み代1回分にはなるでしょう。

無料相談会に行けばタダで電子申告をやってくれるけど・・・おススメはしません。

僕も2月に丸々一日、無料相談会場に行って申告業務の対応をします。

税務署が用意したパソコンを使ってやるのでe-Taxでやります。

ですが、タダでやってくれるならラッキー♪というものでもありません。

個人的には無料相談会はおススメしません(自分の仕事を減らそうと企んでいるワケではありませんよ!)。

なんといってもコロナ禍

慣れてしまったのか意識が薄れている感がありますが、感染のリスクはあります。

税務署サイドでも事前予約制ということで混雑を避ける工夫をしていますが、それでも周りに知らない人が何人かいるわけです。リスクはあります。

仮にコロナウイルスは避けれたとしても、僕ら税理士に与えられた時間は一人45分です(静岡市では)。

事業所得や譲渡所得の方の場合は「無料相談会場ではできません」と税務署職員に断られる可能性もあります。

さらに、どんな税理士に当たるかは運次第。

好き好んで来る税理士ばかりではありませんし、所得税の精通度合いも違ったりするものです。新米税理士かベテランか、感じの良い人柄か傲慢か…そういった人的なアタリハズレもあるでしょう。

予約して行ったのに待たされる…行政や病院がらみではよくあること。タダだから行ったものの終わってみたらイライラとヘトヘト…そんなこともあるかもしれません。

電子申告は自分でできる!

ネットでe-Taxと検索すれば申告サイトが見つかります。

パソコンが無くてもスマホやタブレット端末(カードリーダー機能がある機種)でもできます(使い勝手で言えばパソコンの方が良いですが)。

マイナンバーカードとカードリーダーがあれば電子申告ができます(対応するカードリーダー情報はこちら)。

カードリーダーが無くても税務署に出向いて本人確認すればIDとパスワードがもらえるのでe-Taxができます(ID・パスワード方式)が、この時期の税務署に行くのはストレスが溜まるだけなのでおススメできません(密集と待たされるリスク)。

やはり、自宅でのんびり落ち着いてやるのが一番かなと。

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まとめ

かく言う僕自身も自分の確定申告をやっているのですが…独立前のe-Taxの利用開始届に記載したデータが税務署に残っているのか「利用者識別番号が異なる」とエラーになって受け付けてもらえません…この識別番号でお客さんの電子申告は何回もできているのに。

月曜日、税務署に問い合わせてみます(泣)