名もない人間だからこそ生きがいを大切に

今日この日を生きている人で千年後も名前が残っている人はどれだけいるでしょうか。

そんな領域には到底及ばないわけなので、分相応に。そう心掛けています。

欲を言ったらキリがない

以前は何ごとにも欲にまみれていたものです。

税理士を目指したきっかけも金持ちになれると聞いたからですし、30歳までに合格して東京で勝負するとか、映画の吹き替えをやってブレイクしたいとか、あれが欲しいこれが欲しい、こんな異性とお付き合いしたい…などなど。

41年間という人生の間でいくばくかは欲望を達成したことはありましたが、満たされたことはありませんでした。

欲というのは良くないもので満足できないものです。

綺麗な女性と付き合えたはずなのに、やれワガママがキツいとか、所得税に合格したご褒美に高級時計を買ったら次が欲しくなったりとか…。

満たされない思いは衝動買いに繋がります。

衝動にかられてヨシ!と思って買ったはずがいざ手にしてみると「うーん」というのは多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか。

今あるモノに満足できるかがポイント

ひとつ手に入れたら次を求める欲望がモチベーションになるかもしれませんが、常にそれではいつまでも心が満たされません。逆に手にした喜びの直後に「またやってしまった…」とストレスになってしまいます。

何も質素倹約をしろというつもりはありませんが、不必要に溜め込んだり流行り廃りに流されて1シーズンで飽きて捨ててしまうようなものは無駄かなと。

執着というのは物でも人でも疲れるものです。

幸いなことに日本という国は普通にちゃんと働けば衣食住には困らないありがたい国です。

SNSに蔓延る上っ面のリア充や富裕層もどきに憧れを感じてしまうものですが、そこはグッと我慢です。

もしかしたら「いいね」欲しさの「演じているだけ」かも知れませんし。

まとめ

所詮は「一市民」止まりなのだから分相応に。有名人をコピーしたところで…。努力して結果を出せたならその時に存分にご褒美を。

「置かれた場所で咲きなさい」を忘れずにいたいものです。