独立初年度を無事終了
意外とひとりでできた
令和2年の4月1日に開業届を提出し、6月下旬に前職の事務所が閉鎖となり、本格的な独立となりました。
「独立」ということに当初は恐れを持っていましたが、前職の環境に我慢の限界をとうに超えていたことや「ひとり税理士」の先駆者である井ノ上陽一先生のセミナーに参加して背中を押して頂いたことで僕もひとり税理士を選びました。
税理士バッジが付いてからは面白いもので同業者仲間や何らかの有資格者の方との出会いが俄然多くなり、そういった方々に助けて頂いて業務を滞りなく遂行することができました。
趣味に時間を割けるようになった
これは独立、とりわけ「ひとり」でやっている事が功を奏しているのですが、新しくゴルフを始めてみたり、応援する清水エスパルスの平日のナイトゲーム観戦に行けたり、休日は県を跨いでカフェ探訪に行ったり、雇われ人時代・税理士受験時代にはおよそ不可能だったことをいっぱいできるようになりました。
勉強に全てを捧げる生活がやっと終わり(実務の勉強はやっていますが)、遊べるようになって、日々充実しているなぁと(友人は9割世帯持ちになってしまったので遊びも「ひとり」ですが…)。
お客さんにもゴルフに誘って頂けて、新しい刺激が増えました。
初年度を黒字で終えられた
精神的に一番ホッとしたことでもあります。
税理士としてお客さんの業績を見てアドバイスする立場の人間が赤字では示しがつかないなと思っていました。
預金の残高を見て、心配で寝付けない夜もありましたが、終わってみれば黒字。
初期投資がかさみ、借入もして、駆け出しのくせにお客さんを選び…よもやよもやでしたが借りたお金に手をつけることもなく終えられました。
母校初の税理士として
高校も大学も知名度はほぼゼロなのですが(高校に至っては統合で消滅…)、大学では一期生でしかも卒業生第一号だそうです(同じ日に別の学部卒の人も僕と連番で税理士登録していますが)。
来年は母校の大学での講演や進路関係の広報活動の依頼もありそうなのだとか。自分の通ってきた苦難の道程を若者に示せるというのは感慨深いものです。自分もそこまで来たのだと。
マネしてブログを始めてみた
尊敬しているひとり税理士さんたちのように毎日ではありませんが、マネしてブログを書いてみました。
「読者」と呼べるような物好きな方はまだいらっしゃらないと思いますが、今のところ目論見通りと言いますか、無駄な営業や好ましくない方からの依頼はほとんど無く、フィルターとしての機能はあると思っています。
他の税理士がみんな書いているような税務情報やおトク情報などを書いても横並びなだけですし、来年も「ひとりよがり」に続けていくのではないかなと。
こんなブログですが、ご縁あって読んで下さっているそこのあなた!
ありがとうございます!!
まとめ
2020年を振り返ってみて、やはりコロナが強敵だったなぁと。
独立早々出鼻をくじかれながらもダメージを受けたお客さんの支援に奔走して終わったような一年でした。
他にも他所の税理士の尻拭い案件とか…(担当窓口の人間性が理解不能だったので喧嘩上等でやっていたのを思い出したらまた腹が立ってきました(笑))。
不正疑惑にカミナリを落としたりもしましたが、ともあれ、お客さんやそうでない問合せの対応など、困っている人のために動けていたのではないかなと。手前味噌ですが初年度にしては良く出来たかなぁと。
2021年は顧客を増やす事、山の上から平地に引っ越す事、嫁探しをする事、ゴルフのスコアを100に近付ける事…その辺を目標にします。