富裕層の世界を覗く

「自分には縁が無い」としても。

今日、大学院時代の仲間でオペレーティングリースの勉強会に行ってきました。

ウン千万円の利益をコンスタントに出せる関与先を持っていればこのテの話はすぐ舞い込んでくるのでしょうが、前職のボスは「儲かったなら税金を払え」という税理士だったので、節税には無縁の環境でした(そのような規模のお客さんがいなかったというのもあります)。

なので僕にとっては未知の世界。

飛行機の権利を買う、都会のビルの権利を買う、「なんだそりゃ?胡散臭い。」という印象を持つ人が多いのではないでしょうか。

こういう話は一口が1,000万円とかなので、富裕層にしかいかないもの。平民、凡人には無縁の世界です。

とはいえその世界を垣間見ることができるならそれはチャンスです。

「俺には無縁の世界だからいいよ」で終わってしまったらそれまで。新しい世界を見る機会を逸するばかりか、次から誘ってもらえなくなるでしょう。

チャンスの在り処

周りのみんながやってること、一般的に知れ渡ってること、そういうものにチャンスなどあるわけがありません。

今から小洒落たカフェなど始めてもレッドオーシャンです。バリスタの技術、パティシエの技術、内装外装のセンス…他を凌駕するものがなければ埋もれてしまいます(Googleマップの口コミの批評家気取りの人間たちは容赦ないですし)。

そうなるとチャンスではなく趣味の延長線上といったところでしょう。

周りが知らないこと、一部の人しか知らないこと、そういう所に他者より早く行き着ければそこにチャンスがあるでしょう。

釣り人が大勢いる池に釣り糸を垂らしてもすでに魚はほとんどいないでしょう。まだほとんど釣り人がいない池ならそこに魚はまだいっぱいいるかもしれません。僕なら迷わず人があまりいない方を選びます。

都会人のビジネスを見ただけでも田舎者にはプラス

今回一番驚いたのはオペレーティングリースの節税うんぬんよりも横浜の人が静岡や愛知も担当エリアで週に4回も5回も静岡に来ているということ、入社2〜3年で巨額の商品を売っているということ(そういう仕事だから当たり前なわけですが)。田舎にいるとそういう人に会う機会があまりないので良い刺激になりました。

狭い世界で井の中の蛙にならないように。やるやらないはさておき「知る」「触れる」「体感する」を疎かにしてはいけないなと。

独立して自由にやっていくことに慣れはじめて、自分に甘くなっていたなと身が締まる思いでした。