肩書きが付くと色んなものが寄ってくる

開業してからというもの、とにかく「知らない人」が寄ってきます。

特にSNSが顕著なのですが、投資やらメンタルやらサプリやら…。

いい加減にしてくれと思うほどです。

まず、知らない人間と組むわけがない

自分の行動で知らない誰かの儲けになるようなボランティアをする気はありません(コンビニでおにぎりを買って、店長やコンビニ会社の儲けになるというのは別として)。

次に、自分が良いと思わない物が売れるわけない(無理矢理売り付けたら強要、詐欺)。

ネットワークビジネスにありがちなのですが、世に出ていないものを世に送り込むにはマルチレベルマーケティング、ネットワークビジネスは確かに有効です。有名人を使った広告に多額の費用を支払うよりは…ということです。

とはいえ、一部の成功者が煽って盲目的に「それは良いモノだ」と信じさせ、下の者に仕入れさせ…というのは被害者を生みます

先行者利益と権利的収入。これはとても魅力的ですし、労働収入だけの副業はいずれ限界が来ます。今のうちに少しでも権利的収入源を構築するのは大切です。70歳超えてもなお労働し続ける厳しさを考えれば。少子化や未婚率の上昇で今よりも年金はアテにならない上に老人にまっとうな賃金を払ってくれるところなど無いでしょう(AI、アンドロイドが人間の世話をしてくれる時代が来れば良いですが…期待薄)。

しかし、物販で「今世紀最大のチャンス」と煽るのは稚拙過ぎるなと(今世紀はまだ2割しか経過してない)。しかもプラセンタで(不老長寿の薬じゃないのかよ)。

物販ではない、在庫を持たないものを探しましょう(ヒントは差し上げられます)。

今の時代、物は売れません。

新種のサプリらしく、美容業界を席巻する?らしいのですが、今はいろんなものが安くて品質も良いです。

100円ショップの隆盛を見れば一目瞭然です。

令和の物販は品質良いのは当たり前。誰から買うかという所が勝敗を分けます。

幸い、日本という国は良い物で溢れています。中古品ですら品質が良く、新品が売れなくなってきています。

そのような中で「高価な良い物」を買うとしたらどのような店で買うか?

信用・信頼できる人からでしょう。

好感が持てる人柄の店主の店に行きたいと思うのが普通です。

僕の場合はどんなに良い物、美味しいものを提供する店でも店主や店員の態度が悪かったら二度と行きません。

逆に好感が持てればどんなに遠くても定期的に伺います(服を買い、髪を切るためだけに愛媛県まで日帰りすることも)。

これからの客商売はこのような傾向がどんどん強くなってくるでしょう。高く売りたければ自分自身のレベルを高めなければなりません。

あとはSNSで爆増している自称メンタリスト。

不安を煽った上で実はありきたりな事しか言っていません。SNSの投稿を見て分析し、さも「ボクがあなたの悩みを解決してあげましょう」と。コールド・リーディング、ホット・リーディングとかいう類のやつです。

日本人は特に「共感」を求める傾向があるので、乗せられてしまう人が多くいるのでしょう。だから自称メンタリストも多くなるわけです。

子供の頃に余命宣告を受けて真剣に死の恐怖を味わい、18年も税理士試験に苦しめられ、やっと今ひとりの税理士として生きている僕から見たら…

薄っぺらい。

人生がつまらないのは自分がつまらない人間だからです。

人生を面白くしたかったら面白く生きている人の真似をしましょう。所ジョージさんや木梨憲武さんの真似をしてみたら良いのではないかなと。

あと、SNSでどんな人間かも分からずもっともらしいことを言っている人間に左右されるような軸の無い心ではうまくいかなくて当たり前。

他力本願でいきたいならせめてGacktさんやキングコングの西野さんの言葉を頭に叩き込みましょう。

親に勉強を教わるよりも「今でしょ」の林先生に教わる方が圧倒的に良い。それと同じことです。

と、毎日何件かコンタクトがあっていい加減にしてもらいたいと思う事について真剣に持論を展開してみた次第です。あしからず。