自分の失敗の責任は?
新規でウチに来られたお客さんが前の税理士ともめています。
前にも述べましたが、一回の申告で3回も修正申告になった件です。
他にも当初申告で納付書を納税者に渡し忘れて延滞税がついたり、還付加算金を雑所得に入れ忘れたり。
にも関わらず、当初の「当方の落ち度です」という手紙をあっさりと翻して「今は一切関与しておりません」「申告手数料が未払です」などと書かれた手紙を送ってきました。
会計事務所側のミスで延滞税などの余計な税金を払わせておいて、どこまでも上から目線な事務所があるのだなぁと。
飲食店に行って、食べ物に髪の毛やなど異物が混入していたら交換や返金をお願いするのが普通です。
税理士だって自分のミスでお客さんに損害を与えたら責任は取るべきでしょう(税理士賠償訴訟の可能性だってあるわけです)。
税務署や税理士会が間に入るような事態になってやっと「修正申告は他の税理士に頼んでくれ。かかった費用と追加の税金分は未収分と相殺します。」との返答でした。
まだ金取る気かと。開いた口が塞がりません。
一部始終を見て、お客さんがあまりに可哀想なのと、その税理士が同業者としてあまりに恥ずかしいのとで今回に限りサービスで修正申告をすることにしました。
知らない税理士の尻拭いをタダでやるのは馬鹿馬鹿しいですが、勉強にもなるので。
失敗を認めても反省はせず、トップに報告するでもなく現場で揉み消す、そんな人間が法律に携わっている。反吐が出ます。
反面教師にして、自身はそんな税理士にはならぬよう、誠意を持って尻拭いのタダ働きします!