前の税理士は◯◯だった

今、僕に仕事を任せてくれている個人事業主のお客様の中に「一年で3回修正申告をした」という珍しい経験を持つ方がいます。

市内では名の通った大きな税理士法人で見てもらっていたようなのですが、そのようなこともあるのかと。

ちなみに3回目は僕が発見しました。

立て続けに失敗された上に報酬は催促してくるという姿勢に嫌気がさして新たな税理士を探していたところ、偶然僕と出会った。という経緯です。

誰にでも失敗はあるけど…。

このお客様、僕の所に来る前に「なんかおかしい」と思って税務署に行ってみたのだそうです。そしたら、そこの税理士法人の税理士に「勝手なことをするな!」と恫喝されたと言っていました。

なんかもう色々アウトな感じです。まず謝れよと…。そこの税理士の一人とは大原で一緒の講義を受けたこともあるだけに失望したのですが、他にもいろいろ発覚しました。

償却資産税の申告で既に棄却してある資産をずっと載せたままにされていて払わなくていい税金を払っていたこと、とっくに廃車した車が備忘価額1円で載ったままになっていたこと、などなど。これから償却資産税の払い過ぎを取り戻す手続きをします。

償却資産(固定資産)を廃棄などした場合は市にも忘れずに伝えましょう。

前の担当だった人間に問い合わせたことがありますが、いかにも面倒くさそうな口調で、自らが失敗して迷惑をかけているのだという自覚がカケラも無い感じでした。ちょっと難しいことを仕事にしているからといって上から目線になる古臭い「会計事務所あるある」がまだ存在するとは…。

税理士も税理士でチェックしてないのでしょうか?責任問題だと思うのですが。

おわりに

時折、風の噂でどこどこの会計事務所がああだこうだというのを耳にします。

今回の件はたびたび耳にする税理士法人なのでまたかといった感じですが、いくら大きかろうと有名であろうと、こういうのにはなりたくないものです。

僕が無資格者を雇わずひとりでやっている理由のひとつです。

もしも税金が高いなぁと感じたら、ちゃんと説明を求めることをおすすめします(本来、税額をお伝えする時に説明があるはずですが、中には税額を伝えて終わりという所もあるようなので)。