ささやかな誇り
税理士になったことはゴールでありスタートでもあります。
喜びは束の間。なったらなったで、やれどの税法で合格したかだの、関与先の法人を何件持ってるだの、どんなクルマに乗ってるだの、何かと比べられます。
税理士としてはもちろん人としてもマイノリティ寄りの性分なので、時に自分の決断が正しかったのかと悩むこともあるわけですが、そういう時は受験時代を思い出すようにしています。
お前には無理だと言われたり、冷静に考えてもけっこう理不尽な思いをし、それでも耐え忍んできた。
税理士になる人はこれからもいっぱい出てきますが、僕の18年間を耐えられるような人はまずいないだろうと。
それだけは少し誇れるかなと。
それがなかったら税理士になっていなかったと思うので。