ストレスの功罪
今年の税理士試験のカウントダウンが始まりました。
ただでさえストレスMAXの状態で追い込んでいるのにコロナ禍とこの暑さ…。
試験会場のクラスター対策で、体温が37.5度以上だと試験を受けさせてもらえなくなるという話を聞きましたが、場所によっては気温が38度になった所もあるので、そのような暑さの中では体温も上がってしまうでしょう。
直前まで冷えピタでも貼っておくべきでしょうか?
ストレスをポジティブに捉える
ストレスを感じている時点でポジティブもへったくれもないのですが、最近感じている事があります。
税理士試験から解放され、我慢ばかりだった丁稚奉公も終え独立できた今、ビールを美味しく感じられなくなりました。
今まで「やっと仕事終わった!」「お疲れ!」とビールを美味しく呑んでいたのですが、独立後は仕事後の一杯が「あれ?」と。
ひとり税理士を選んだことで上からの理不尽な指示もなければ下からの突き上げもありません。
仕事の責任や経営のプレッシャーは当たり前のことなのでストレスではありません。
強いて言えば税務ソフトや無くならない営業電話にストレスを感じることはあるもののそれは些細なことです。
ウマいビールを呑むために
受験生活の頃は試験が終わった後に仲間と合流して明るいうちから東京で呑んでから帰ったものです。
あのビールが一番美味しかった。
アレを超えるウマいビールはありません。
ビールが大好きだったのに、急に美味しく感じられなくなった…。食事やコーヒーは美味しく頂いているのでコロナではありません。
「お疲れさんのビール」はストレスがエッセンスになっているのかなと。そう感じました。
我慢して、乗り切って、もうこんな思いはしたくないと心の底から思って、そんな解放感から呑むからビールが美味しいのかなと。
仕事なり勉強なり、ストレスをかけてやり切ったからこその小さなご褒美なわけです。
そう考えると人生を楽しむためには一定量のストレスが必要だということです。「ストレス解消」と理由をつけて思い切った旅行や買い物など、行動に移せます。
ストレス無く穏やかに、波風立たない生活をしたいと強く思っていましたが、実はそれはつまらない人生なのかもしれません。
ストレスは心に負荷をかける。心の筋トレと捉えれば、心を鍛えてたくましくなれると。
自分へのご褒美の理由になるよう、そういう思考でストレスと向き合って行こうかなと思います。