経営を他人任せにしてはいけない

士業を賑わせたミネルヴァ法律事務所の破産。負債総額は51億円だそうです。

なぜ弁護士事務所が破産するのでしょうか?

この51億円、どうも銀行からの借入ではないそうです。

「過払金返還請求」というのを聞いたことがあるかと思います。お金を借りて、払いすぎた利息を取り返してくれるというやつです。

それをこのミネルヴァ法律事務所、取り返したお金を依頼者に払わずに貯め込んだ上に流用していたそうです。

この取り返したお金というものは依頼者から「預かったお金」つまり、ミネルヴァの金庫にあってもいずれ依頼主に返さなきゃいけないお金なので「負債」となるわけです。

それを返さずにいて、このミネルヴァを裏で操っていた広告会社に流れていたわけです。

さらにこの広告会社への広告宣伝費の未払金も加わって51億円という大金になったのだとか。

士業は営業が苦手という風潮

弁護士や税理士など士業の人は営業が苦手という話をよく聞きます。

そこをビジネスチャンスと捉えて顧客紹介サービスをする会社が乱立しています。

ウチにも二日に一回くらいに頻繁に電話がきます。心底迷惑な相手です。

いわゆる「士業の弱み」につけ込んで、我々士業を食い物にしようとしているわけです。

また、それを利用してしまう事業の人間がいるから、このような輩を図に乗らせてしまうのでしょう。

ミネルヴァもこの広告会社の人間が集客するので、資本関係が無いにも関わらず実権を握られてしまっていたのだそうです(元武富士の支店長であまりよろしくない経歴の人間だったとか)。

独立した以上、全て自己責任

雇われのうちは与えられた担当の業務をこなしていれば毎月決まった日にお金を貰えます。

しかし、自分で独立・起業したら稼ぐも稼がないも全て自分次第です。

紹介会社に利益を吸い取られ続ける経営でも構わないというなら別ですが、会いにも来ない、下っ端の雑兵風情が上から目線で頼んでもないのに一方的に電話してこちらの邪魔をしてくるような奴らに上納金を払うために働くような事は僕にはできません。

どちらかと言うまでもなく人見知りな僕ですが、仕事となれば話は別です。

独立直後にツテを作って2件新規を得ましたし、一方で正当な評価を得られないような所はこちらからお断りさせて頂いております。

幸い、ある程度お客さんを選べるくらいの仕事量があります。

自分の人生には自分が責任を持たなければいけません。

「できっこないをやらなくちゃ」という歌がありますが、まさにそれ。人生を変えるとはそういう労力を費やさなければ変わりません。

それをお金で買うのか?ということです。

お金があればある程度は人心も買えるでしょう。

しかし、顧客獲得法を学ぶためにお金を使うのではなく顧客獲得を頼むためにお金を使うのはただの怠惰かなと。

自分がトップにも関わらず経営を他人任せにすると、いずれ自分もミネルヴァのように潰れるのでしょう。

人生もそう。他力本願ばかりで生きている人間は…本人はそれで良いのでしょうが、人の評価をするのは自分ではなく他人です。

会社の経営も人生の設計も他人任せにしてはいけません。

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