中国を感じて
先週、一瞬東京にいました。
中国出身の友人イチオシの中華料理を食しに。
池袋の楽楽屋本店という店でしたが、店員さんも客層もほぼ全員が中国人の方々で日本にいながら中国に旅行に行ったかのような雰囲気を体験できました。
そして何と言っても地元の街中華とは違う本物の中華料理。煉獄さんばりに「うまい!うまい!」と、それしか言葉が出てこないほど美味しくて、静岡では味わえないなぁと感動しっぱなしでした。
国家間ではなんか色々あるけれど…
ニュースや一部の偏った考えの人を見ていると、日本と中国の間には大人の事情がいろいろあって、偏見を持たれている方もいます。
中国では反日教育を受けると留学生から聞いたことがあるので、お互い様な部分もあるのかも知れません。
僕としては、三国志の舞台だし歴史的な建造物がいっぱいあるし、そもそも古代中国の影響あっての日本だし…これといった偏見はありません。
観光客のマナーは時々目に余るものがありますが、それはキャンプ場にいる一部の日本人だって同じですからその人だけを見て全体がそうだとは思いません。
むしろ僕がこれまで仲良くなった中国出身の人たちは異国の地で努力していて、日本語で話してくれて、気遣ってくれる、良い人たちばかりでした。
大学院時代の同じゼミ仲間の留学生の家に泊まりに行った時にふるまってくれた「紅焼豚」がお店レベルに美味しかったのを覚えています。
他にも「どうせ帰り道!」と言って僕や大学院の教授を家まで送ってくれたり、いつも車内にペットボトルのお茶を常備してて「飲んで!」と頂いたり…すごく人情味ある印象です。
政治が絡むと国と国の付き合いはめんどくさいことになってしまいますが、一個人としてお付き合いする分には楽しいものです。
おわりに
外国人と接すると国民性の違いや相手のルーツに触れられてとても刺激になります。僕は井の中の蛙で日本から出た事がない(海外旅行程度で世界を知ったとは思えない)ので。
日本語検定のN1を合格するほどの努力、その後日本で看護師になって日々奮闘しているし決して他人を見下さず、利用しようとせず謙虚。今の日本人には見られない気の良い性格です。
最近、とある非正規労働者の日本人に「(ラシーンを見て)そういう変わった趣味してると警戒して人が寄り付かない」「経営者なら良い車に乗れ」などと謎の上から目線なことを言われましたが…こういう変わった価値観の人には近寄らないようにしようと思った次第です。