経理は日々やろう

サバゲーという合法的に人を撃てる遊び。発散どころかひたすら被弾しました…。

明日、11/30は令和4年度の税理士試験の合格発表であるとともに9月決算法人の申告・納税の期限です。

ところがまだ一件、終わっていません。

ずいぶんとのんびりされていて、会うたびに念入りにお伝えし、決算後も何度も何度も資料請求をしているのですが、その都度「用意しておきます」という返事のみ。

期限後申告に良い事はひとつもないと説明しても悠長なもので…まぁこれだけお伝えした上で役員自らが期限後申告で良いと言ってなかなか用意して頂けないので…こちらもお手上げです。

僕は昔から「現金を合わせられない会社は黒字にならない」とお伝えしています。

預金でしたら通帳等で残高や入出金を把握することができますが、現金は紙幣・貨幣といった物体なのでマイナスになるわけがありません。

それなのに現金出納帳がマイナスになっていたり、そもそも記帳すらしていなかったり。というケースが稀にあります。

期限後申告にならないよう、普段は受けない領収書丸投げでやろうにも「領収書、捨てちゃいました」と…。悪夢です。

そのくせ通知のからは出金がある。

聞いても教えてもらえないとなると、社長がプライベートで使い込んだ。とせざるを得ません。

役員へのイレギュラーな賞与となると経費にできません。その上、役員への昭和となれば所得税や翌年の住民税などの負担増にもなります。そういう決算書を見たら金融機関の評価も下がるでしょう。

良い事なんかひとつもありません。

おわりに

経理は溜めれば溜めるほどやるのが嫌になるものだし記憶も薄れます。

自身の会社・稼業と向き合う姿勢はこういうところにも現れるのではないでしょうか。

約20年の業界歴で現金勘定を疎かにしながら黒字という会社は見た事がありません。

本来、自身のお金が幾らあるのかは自身でちゃんと把握するのが当然だと思うのですが…難しいのでしょうか。

IT

前の記事

DX化が進まない?