会計人コースに掲載されました。
ご縁あって今日、会計人コースのweb版に僕の受験体験談が掲載されました。こちら。
18年間の受験生活のうち簿記論が17年を占めていて、そこに編集者の方が興味を持って下さったのがきっかけです。
ずっと落ち続けたのに17回目でポロッと合格したのは何故か?というのと、この長い受験生活を耐えられたメンタルについて書いて欲しいと言われ、拙いながらも思うことを書かせて頂きました。
合格体験談には一発合格だとか複数科目合格だとかいうキラキラしたものばかりが並ぶ中で、真逆のポンコツな体験談というのは珍しく、「下には下がいる」ということで悩める受験生を元気付けられたら本望です。
一発合格をした優秀な受験生というのはかっこいいですから僕も目指しましたし憧れもしました。税理士になった今でも「◯年で合格した」とか「法、所、相に合格した」とかマウント取ってくる人に稀に会うこともありますが、赤の他人の自慢を見て、そんな虚像と自分を比べても無駄です。
勝てば官軍の世界なので、結果を出せないと合格した人たちを悔しさ100%の眼差しで見ることになりますが、この屈辱を耐えて乗り越えられたら短期間でサクッと合格した人には無いものが身に付きます。根性だったり人の痛みが分かる心だったり。
税理士になれば学歴や経歴なんか関係ありません。税務で人の役に立てるかが全てです。
来月はいよいよ今年の税理士試験の合格発表。人それぞれのドラマがあるわけですが、本気だし全力なんだけど結果に結びつかない…そんな人の拠り所になれたらと思います。