落ち着ける場所を作る
仕事にしても勉強にしても落ち着ける場所でやりたいものです。
特に勉強の環境には苦労しました。
大原がメインでしたが、税理士以外の受講生がいるので快適とは言い切れませんでした(同じ税理士受験生であっても足を引っ張る人間はいます)。
図書館では電卓が禁止されている場合もあり、図書館内の自習室はこれまた様々な勉強をしている人がいるのでオススメできません(ドアをそっと開けたのに振り向いて睨まれた事もあります)。
自宅で集中できれば移動時間も無く効率的ですが、家族の協力や誘惑との戦いが必要です。
中には「人の気配がある方が集中できる」とファミレスで勉強する強者もいました。
要は自分に一番適した空間を探すしかないのですが…。
僕の場合は大学の図書館にお願いして勉強させてもらったり、大学院の研究室に一人こもって勉強したり、時には眺めの良い場所に車を止めて理論暗記していました。
思い返すと、それまでの勉強場所を変えた時に合格していたような気も。
本当は一つの場所で集中できれば良いのですが、僕は周りの会話や音などの雑音に敏感だったので。
人一倍ストレスを溜めやすい僕にはコロコロと場所を変えて勉強するのは合っていました。
基本的には大原や勉強会、院の研究室がホームグラウンドでしたが、それらの環境が良くない時や気分が乗らない時は埠頭にクルマを止めたり、八ヶ岳まで行って雄大な景色の中でストレス発散も兼ねつつ理論を回したり、自分の現状と向き合ったりしていました。
環境を変えてやった所は記憶にインパクトがあったようで、所得税の本試験で「あ、これ埠頭で見てたやつだ」という具合に記憶が蘇って書けたりしたものです。
常にフラフラしていては移動で時間を浪費するので、いざという時の奥の手でしたが、勉強に追われている今の時期こそ、落ち着ける場所の確保は大丈夫ではないかなと。