税理士になることが逆転人生

偏差値35から三度目の正直で東大合格した西岡さん

NHKの逆転人生をよく見ます。僕自身もドン底を味わい、這いつくばって、這い上がり、やっと目標だった世界に足を踏み入れることができたので、自分と重ねてしまいます。

東大は3年、税理士は18年

偏差値35の人が三度目の正直で東大に合格し、逆転人生に出演しました。

一方で3年で税理士になる事ができるのはごく稀でしょう。

受験時代は仲間とよく「税理士目指してこれだけ勉強してたら東大狙えたよね」と言ってたものです。

働きながらの税理士試験と浪人で予備校で毎日受験勉強している違いがあるので、勉強の密度的に考えると税理士試験6年分くらいはあるのでしょうが、僕も直前期は土日や有給休暇のときは西岡さんの1日14時間と同じくらいの勉強量でした。

見ていて改めて、しみじみと、よく続いたもんだなぁと。

そこそこの進学校にいたので、偏差値35ではなかったと思いますが、まぁ同じくらいポンコツだったのは確かです。境遇は似ていました。

東大合格者と同じことをやっていた

意外にも…というよりも「死に物狂い」「執念」で挑んでいると自然と同じ方向に走るのだなと。

西岡さんは間違えると、復習ならぬ「復讐ノート」を作っていました。僕も間違いノートを作っていましたし、そこには必ず自分で自分を叱咤する言葉を書いていました。社会人コースだと誰も叱ってくれないので。

「なぜ」を忘れずに

税理士試験は暗記さえ出来れば合格できる。という人がいます。

確かに、理論はまさしく暗記ですし、計算も解き方を暗記すれば解く事はできます。

しかし税理士試験は競争試験。上位10%しか合格しません。

僕が合格したきっかけは、理解する事を意識し始めたことです。

なぜそうなるのか」を常に考えることを自分に課しました。

税法や財表は理論の趣旨、簿記は仕訳の構成を、なぜそうなるか考え続け、質問しまくりました。

当時、日中は会計事務所を経営している先生が夜間所得税の講師をしていて、「いつでも質問しなさい」と言ってくれたので毎日のように質問していたら「私も忙しいのだから週に一回にまとめてするように」と怒られたほどです(経営する身となった今は申し訳なかったと思いますが、当時は必死でしたので)。

それ以後は水道橋校で質問するようにしました。今はどうか知りませんが、当時の大原の水道橋校には素晴らしい講師が揃っていて、地方の一受講生で会ったこともないのにどの講師の方も親身に何度も教えてくれました。

特に当時国徴の講師をしていた山藤先生は定期的に電話をしてくれ、気にかけてくれた事がとても支えになりました。

つまり、「なぜ」を問う事は「考える」事。考える事は脳を動かす事。脳が動けば体が動く。という事です。

脳をフル回転させるには強い意志を持つこと

言うまでもなく「税理士になる!」という強い意志が欠かせません。「税理士になる宿命」くらいに思った方が良いでしょう。

僕が好きな吉田松陰の言葉に、

夢なき者に理想なし、

計画なき者に実行なし、

理想なき者に計画なし、

実行なき者に成功なし。

故に、夢なき者に成功なし。

という言葉があります。

これは今の世でも変わらぬ真理かなと。

何年か前のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」が吉田松陰とその門下生の話で、明治維新の原動力になった「志」を持った若者たちの話は激熱でした。

彼らを曽祖父くらいに持つ今の政治家のドンにこそ見てほしいと思うほどです。

キャストも豪華なので、ステイホームの内に見てみては。一日一話なら受験勉強の息抜きに良いかと(信念を持つ事の大切さを学べる名作なので、メンタル面で受験に役立ちます)。