税理士試験の「直前期」を乗り越えた秘訣は怒りと意地。

6月も下旬となり刻一刻と税理士試験が近付いてきています。同志の受験生達の奮闘ぶりが伝わってきていますが、そんな中で質問を受けました。

嫌なことがあったら夜ランをして気分転換をしています。

長い間、どうやって続けられたのか?

様々なところで言ってるので今さら感がありますが…、今さら感なことを伝えたあとでふと思い出しました。

なんだかんだ18年も諦めず続けられたのは怒りと意地だなと。

湿っぽい話ですが、子供の頃や学生時代、あまり良い思いをしていませんでした。いじめられたり馬鹿にされたり。

社会人になってからもただ長年いるだけのお局にイビられたり。

「人生の主人公は自分」とリア充は言いますが、そのストーリーが面白いかどうかは全く別問題です。異世界転生などあるはずもなく、大谷翔平選手だとかホリエモンになれるわけもなく、一大イベントが起こるでもなく努力も報われず結果も伴わず…。そんなもんだろうと日々降り掛かる火の粉を払いながら細々と過ごしてきたものです。

そういったものに対する怒りがずっと残り続けていました(HSPはそういうの忘れません)。

大物になってそいつらより良い生活して見返してやろうと。

たまたまその手段が税理士になることだったわけです(選んだ理由は金持ちになれると思ったから)。

だから受験を諦めたらその時点で見返すことが叶えられなくなってしまう。

なので、意地で合格しないと!って思っていました。

おわりに

思い返せば高校受験の時も親の軽率な一言で怒りを覚えて、深夜まで勉強して無謀と言われた高校に入ったものです(その後、赤点を取る)。そしてこれといった夢や目標も見出せないまま挑んだ大学受験は見事に失敗しました(そのおかげで税理士と出会ったので結果オーライですが)。

崇高な気持ちで税理士を目指せたらさぞやかっこいいのでしょうが、僕のような陰キャは怒りの矛先を目標に向けるのが合っているのかも知れません。