自分の機嫌は自分でとる

最近よく見聞きするこの言葉。当たり前だろうと思うのですが、それがなかなか難しいからこういう言葉が出てくるのか…ちょっと考えてみました。

同業者の先輩方と。ユルくできるのでヘタでも楽しい。

たぶん僕は人並み以上に機嫌を損ねやすい性分です。人混みが苦手だし、典型的な正直者が馬鹿を見るタイプですし、自己肯定感も低い方なので。

だからと言ってさすがにこの歳にもなると他人に八つ当たりするようなこともありません。そのせいか「怒ったら怖いタイプ」と言われたこともありますが、そもそも人にキツく言うことも苦手です。

時に事件のニュースで犯罪者が「ムシャクシャして…」「誰でもよかった」と供述していると聞きますが、自分の機嫌を自分で取れないと最悪そうなってしまうのかなと。

自分に甘く。

税理士受験中は方々で「自分に厳しい」と言われたものです。だから続けられるのだと。

受験を諦めなかったのは未来への恐れがあっただけで、自覚としては自分に甘いです。それも大甘。

欲しい物はすぐ買い、食べたいものを食べて、やりたいことをやる。仕事でもプライベートでもこんなスタンスです。

一番ご機嫌になれるのはスニーカー。緑だけでこれだけあります(他に実家にもある)。

これが正しいかどうかは分かりませんのでオススメしようなどとは思いません。むしろ「足は2本しか無いでしょ?」とドン引きされることの方が多いのでオススメしません。

が、紐を通している時や履くときにウキウキします。

そういう気持ちを日々感じて生きることが「機嫌をとる」ということかなと思います。

僕の場合はスニーカーに留まらず、コーヒーやバイク、その他諸々けっこう多趣味です。しかも活動を伴うものがほとんど。

好きなスニーカーを履いて、Googleマップで見つけて気になったカフェに、バイクで行く。

平日は仕事でピリピリすることがあっても、休みの時は好きな事、好きな物に囲まれて過ごす。そうすることでリセットできています。

思い詰めることが無いのはこういうライフスタイルだからなのかもしれません。

おわりに

最近気になっているのはチェアリング。

静かな景色の良いところに椅子を置いてぼんやり過ごす。これならお金もかかりませんし、わざわざ寝心地の悪いテントで夜を明かすこともありません。

同じことの繰り返しの日々では何か物足りなかったり、ダラダラとしてしまうもの。どんな小さなことでも常々初体験をしていると刺激的です。

生きていると予期せぬところから介入されて不愉快な思いをさせられることも多々ありますが、そんなことがあったらちゃんとリセットする。

所詮他人を思い通りに動かすことなんてできないので、程よい諦めとユルさって大事だなぁと思います。