目は口ほどに物を言う
客商売である以上イレギュラーは付き物
年末調整の作業も9割がた終え、いわゆる繁忙期というものの幕開けを感じている年末です。
普段は土日祝は仕事をしない、9時〜17時しか仕事をしないなどといったルールを設けて、ダラダラしないように自宅兼事務所で働いておりますが、繁忙期はあえてルールを破ることもあります。
それは仕事とプライベートを天秤にかけて、仕事が明らかに重要であれば当然仕事を選びます。
ルールだからと忙しいのに休んでいては時間が足りませんので。
時間が足りないと焦りますし、焦るとイライラするもの。
そんな時に予定外の仕事が入ってしまったら…言葉には出さずとも顔には出てしまうものです。
ムスッとした表情だったり慌ててそうな表情だったり、普段よりも塩対応になるかも知れません。
そういうのってお客様には伝わってしまうのではないかなと僕は感じています。
年の瀬になって誰もが慌ただしい今。とはいえオープン時間内だから入ってみると、なんだか忙しそうに動き回ってて「あー客来ちゃった…」的な表情が見て取れることも。
そういうのをお客さんに感じ取られてはいけないなと。
時間はつくるもの
そうならないために僕は仕事量の多い時ほど意識して効率化したり、電話が来ない夜中に仕事をしたり、とにかく集中して働ける時間を作ります。
期日までに余裕があれば慌てることもありませんし、イライラすることもありません。
会計事務所という世界は繁忙期になるとピリピリする所が多いようです。僕が以前いた所もそうでした。
イライラやピリピリは伝播しますし、とにかくストレスです。
働いている以上、逃れられないものではありますが「あーもう!」というのを第三者には見せたくないものです。
真面目なひと、一生懸命なひとほどそうなってしまいがち。僕自身もそうです。だから「世間一般」からズレたやり方をしています。このズレが快適を生み出すので。
とはいえ、ズレてばかりでは「はみ出し者」になってしまいます…そこの調整に苦悩することもあります。
それでも、少し周りと違った生き方をすると快適を手に入れることができます。
- 独立する→理不尽な上司とおさらばできる
- 自宅が職場→通勤ラッシュと無縁
このふたつは本当に大きいです。雇われ時代、税理士受験生時代に「人生楽しい」などと夢でも思えませんでしたが、人と話していて自然と言ってる自分に驚いたものです。
自営業なので自己責任ですが時間的に自由です。通勤がなくなったので往復していた2〜3時間が自由に使えます。こうして「自分の時間」を持てるようになったからこそです。
時間もお金
時間的なゆとりの大切さを痛感しています。
時間があれば焦らないのでピリピリしませんし、もしも時間が有り余って暇ならそこで何かお金を生み出す行動をすれば使えるお金が増えます。そしたら生活も豊かになるわけです。
自分が豊かになれば他人にも優しくできるというもの。そうして初めてまごころあるサービスを提供できるのではないかなと。
おわりに
僕自身もまだまだ無駄に過ごしている時間があります。そういった心当たりを切り取って、何かを始められたらなぁと思案しているところです。
同じ時間を費やすのなら、追われてピリピリするのではなく、ワクワクするような時間を費やして、それをお客様や周りの人に伝播させられるようになりたいものです。