仕訳入力の手間と仕訳取込の手間

今日は120枚ほどスキャンしていました。

先日導入したSTREAMEDが大活躍しています。

未だ入院中の税理士のサポートをしているのですが、そちらがとにかく曲者だらけでして。

ブログでも何度となくボヤいていますが、未だ弥生会計04を標準で使っていたり、仕訳の癖が簿記論的におかしかったり、レシートや領収書、請求書の入った袋を一年分渡されたり…税理士界のガラパゴス島に飛ばされた気分で毎日毎日疲弊しております(こういう面倒くささは無駄でしかありません)。

それでいて金払いが非常に悪く、例えるなら新車のベンツを100万円で買えると本気で思っているような方々ばかりで…早く脱出したいところです(またボヤいてすみません。人助けとはいえ心底つらいのです…)。

そんな中で少しだけ気が休まるのがSTREAMEDです。

使った感想。面倒は、ある。

結論から言うと、ラクできる夢のツールではありません。

例えば、会計ソフトでの科目設定は「売上高」だけど、入金伝票では手書きで「売上」となっている。この場合はエラーになるので手作業で勘定科目を設定しなければなりません。

勘定科目は完全一致が原則です。

この場合は会計ソフトの勘定科目を「売上」に変えれば解決します。お客さんに「売上高って書いてください」と頼むより確実でしょう。

こういっためんどくささは最初にあります。

こんな具合に、スキャンした帳票から導き出された仕訳は完璧ではないので、目視で確認・訂正をしつつ、AIに学習設定をし、クオリティを高めていきます。

取り込む領収書や請求書も8%と10%が混在していたり両面や複数枚にわたる場合にもうまくいかない時があります。

「だったら自分で見ながら手入力した方がいい」

と思うかもしれませんが、そう一蹴してしまっては旧態依然としたままです。僕自身、どっちもどっちで迷う時もまだありますが、それでもSTREAMEDに軍配を上げます。

黙々と仕訳入力をしないことがすごく気楽なので。

レシートがホチキス留めされてるとイラッとしたり、消えかかってるレシートはスキャンしても見えないのでスマホのカメラで撮影して画像ファイルでSTREAMEDに載せるなどもストレスですが、それ以上に入力作業が嫌いだったようです。

「記帳代行しない」というのは当事務所のやらないことリストにも書かれているので。

人間がやらなくて済むことはやらない

これを初めて感じたのは駅の改札口で切符のモギリです。

90年代くらいまで改札口は有人でした。

僕が子供の頃はSuicaやPASMOはおろか、定期券の自動改札すらありませんでした。この画像のように改札口に駅員さんが立ってて改札鋏で切符を切っていました。

それから裏面が黒くなってる切符に変わって自動改札機になったことで個々の改札口に人はいなくなりました。

「人間がやらなくていい仕事」というのを強く感じたのはこの時です(改札鋏のカチカチ音と切符を切ってもらうのが好きな少年だったのですごくがっかりした)。

他にも人力車や馬車が車に変わったり、人間の仕事というのは時代とともに無くなって新たに生まれてを繰り返しています。

「記帳代行」というのもそれかなと。厳密には「入力作業」ですが。

改札口で切符を確認する作業は残ってるけど(Suicaでピッとする)、そこに人はいらない。というように、記帳代行はすれども入力作業はやらない。そういう感じです。

今は敬遠してる記帳代行業務ですが、ホチキス留めさせないなど面倒ごとを排除してSTREAMEDで自動仕訳すれば、「記帳代行やります」と追加の報酬を設定できます。

スキャン係を雇うにしても入力係のスタッフみたく簿記の知識を求めず済みますし、自分でやれば人を雇うより安上がりです。

おわりに

まだ機能的に足りないなと思うところもありますが、開発スピードも早いしアフターフォローも良く、クラウド会計との連携もあるので今後は新進気鋭の勢力が既存のTKCとかMJS、ICSなどを凌駕していくのかなと感じています。

クラウド会計はまだ税務ソフトの分野がなってませんが相性の良い税務ソフトもあるので、徐々にそちらにシフトしていくことになると思います。

既存のものは使い慣れていますが、慣れているだけで満足しているわけではないので。機能的にもフォロー的にも売り方にも。

もっと使い込んでみて、また感じた事を書いてみようかと思います。