ひとつ先のことを考える

美味しいコーヒーを淹れられるようになりたい

ゴールラインをトップスピードで走り抜ける

子供の頃にスパルタだった体育の先生からよく言われていたことです。

徒競走をしててゴール直前に抜かされることが多かったのですが、「勝った!」と気が抜けて失速して抜かされるというもの。

そうならないために「ゴールはもう少し先にあると思ってそこまで走り抜けなさい」と。

この時は単に徒競走だけのことでしたが、その後の人生にもこの言葉が影響しています。

税理士試験もそうです。

合格したいと思うのはみんな同じです。

大事なのはその先。自分がどんな税理士になるのかというビジョンをはっきりさせておくと全然違います。

独立するのか、大手に行くのか、後を継ぐのか、どんな事務所でどんな人とどんな格好でどんなお客さんと仕事をするのか。

気が早いということはありません。妄想は自由ですので。

漠然とではなく細部までハッキリと妄想し続けていると、自身の意識が「合格したいなぁ」ではなくて望む姿で税理士をしている=合格は前提条件になります。

例え自信がなくても、不合格になっても、将来税理士になっている自分というのは確定しているのでモチベーションが保たれます。

僕が諦め悪く長い年月をかけて今に至っているのはそうやって日々妄想にふけっていたからです。

合格というゴールラインのちょっと先。どんな税理士になるかのラインまで、妄想を大暴走させて走り抜けましょう。

老後も妄想

税理士には定年が無い。

ですが一生やりたくありません。老化すれば能力も低下しますし、その時の時流に乗れていないかも知れません。

なので、今思い描いている妄想は60歳になったら喫茶店を始めること。

好きなコーヒーを淹れながらのんびりと。料理は出さずコーヒーのみ。純粋にコーヒーが好きな人、静かな空間が好きな人、そんな人が集まる場所を作りたいなと。

もちろん妄想ですが。

ただ、自分の人生の行く末を未来の事は分からないからで真っ白のまま放置しておくのではなくシナリオを書いてみる。

そうすると意識がその方向に動き始めます。するとその意識が行動を起こさせ、行動を起こすと人生が変わってきます(どこかで聞いたような言葉ですがそういうものです)。

おわりに

「なりたい」のではなくて「なってどうしたいのか」、これは全てのことに通ずると思います。人生とか目標とかが重たいと思ったら遊びや旅行で考えてみたら良いかなと。

漠然と旅行に行きたいなぁでは話が進みませんが、ハワイに行きたい、京都に行きたい、ディズニーに行きたい…場所を考えたら次は現地で何をしたいか考えます。そしたら「行こう」と行動に移って人生の1ページに刻まれます。

一度きりの人生、後悔は少なめのマイライフで行きたいものです。