所得税の予定納税がキツい

中間申告ではなく「申請」をする

静岡県の駿河湾で水揚げされる桜エビ。

かき揚げにして食べるのが美味で子供の頃よく母が作ってくれました。

その桜エビがここ数年ありえないほどの不漁になっています。

原因が定かでなく、漁師さんたちは漁の制限や自粛を余儀なくされているという状況です。

そのような中で、仕事が減って予定納税の出費が痛いという話をされました。

この場合に何ができるのかというと「所得税及び復興特別所得税の予定納税額の減額承認申請」です。

国税庁HPには次のように書かれています。

「予定納税の義務のある方が、廃業、休業又は業況不振等により、①その年6月30日の現況による申告納税見積額が予定納税額の計算の基礎となった予定納税基準額に満たないと見込まれる場合、②その年10月31日の現況による申告納税見積額が既に受けている減額の承認に係る申告納税見積額に満たないと見込まれる場合において予定納税額の減額を求める手続です。」

これをしないままでは通常通り7月と11月に予定納税を納めなければなりません。

それがキツいとなると減額承認申請をするわけですが、第一回の予定納税額を減らしたいと思ったら7月15日までに税務署に申請しなければなりません。

1月〜6月までの現況で「見積」とはいえ一度決算を組み、それを7月15日までに提出…なかなかの時間との闘いです。

しかも「申請」なので、税務署長の承認が無ければ認めてもらえません。

数字と申請理由に説得力が必要になります。

日々の記帳が大事

こういった救済措置を使うケースは想定しておいた方が良いと思います。リスクマネジメントの一環として。

今回の相談者から預かる資料は現金出納帳を仕訳日記帳にしているというオリジナリティある帳簿で正直焦っています。

ただでさえサポートで突如30件増えた上にスポット案件…。久しぶりに栄養ドリンクに泣きついています。

紙に書く手間を簿記の知識が無くてもできるクラウド会計でやってくれていればすぐ試算表になるし申告書の形でも見れるわけです。

残り1週間で半年分の仕訳入力…焦りでゾッとします。。

税理士は便利屋ではありません。

関与先の考え方を改めさせる行動も必要ではないかなと。効率化できるツールがあるにも関わらず、昔のままのやり方で限りある命の時間を浪費するのは今や違うよなと。

慣れたものを手放さない県民性がかなり大きいと思いますが、静岡県の県民性はかなり曲者です…。

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