介護職の方の偉大さたるや
意思の疎通が…
今、しみじみと介護職に就かれている方の凄さを感じています。
5月ですが、今日、個人の方の確定申告の案件を受けました。再三に渡り促してやっと今です。
その方は施設に入られているというわけではなく、単に体調が低調という状態が続いているとの事で確定申告など面倒ごとには気分が乗らない様子。配偶者の方も「妻に任せっきりだったから何がどこにあるのか…」と。
そのような状態で今期初めてお会いしたのですが、「お金はもう払ったでしょ!」と。
令和元年分の申告もコロナ特例を使ってずいぶん遅れての申告でしたので、その時の手数料と勘違いされている様子。そういったやりとりに困惑した次第です。
用意するものを書面にして渡しても伝わらず、税務署から連絡が行っても伝わらず(これは税務署の職員が笑えるくらいの「お役所感」で人語が伝わらない人間だった)、こりゃ大変なことになりそうだなと。
人間誰しもいつかはそうなるであろう、意思の疎通が難しくなる状況。
そういった方々を一手に引き受ける介護職の方、本当にすごいなぁと。僕なんかはたった一件こういう体験をしただけでぐったりしてしまうのに、それを生業として人生を歩んでいる。
周りに介護職の方がいないので考えた事もありませんでしたが今後出会うことがあったら色々教えを乞うてみたいものです。
今後も進む高齢化。不労所得がある高齢者の確定申告や遺言作成などといった案件も増えてくるはずなので。