100年先を見据えて働く
ちょっと意識していることです。
税理士として携わる以上、その会社が100年先も続いているように。
その頃は僕はこの世にいないわけですが、その時の税理士と今の社長や息子さんのそのまた子・孫が引き継いでやってる。それが理想です。
後継者難が方々で問題となっていますが、その会社が稼げて魅力的であれば後を継いでくれるのではないかなと。
その礎を僕の代で築いてバトンタッチするのが理想です。
今も見つつ、先も見つつ。
「今が良ければそれでいい」、「先の事なんか分からないのに考えても無駄」
変わろうとしない人を諌めたらそう反論された事があります。長い付き合いでしたが。
人それぞれなので僕は僕の道を行くだけです。
確かに、明日不慮の事故で死ぬ可能性もゼロではありません。先の事なんか分かりません。
でも、それを理由に怠けるつもりもありません。何もしないまま老いていくよりもこうありたいと願う自分になりたいと思うので。
理想の自分像を追い続けて動いているのは苦しくも楽しいものです。税理士試験も苦痛100%でしたが辞める気は全くありませんでしたし、合格科目を積み上げたり、テストでランキング上位に貼り出されると気分が良いものです。
税理士になった今は、事務所を大きくしよう、保険を売って更に稼ごう、などとは思いません。自分が関与することで少しでもその会社が良くなれば、コロナ禍を耐え抜ければ、そう思っています。
先を、ゴール地点を、着地点を定めているから、そこに向けて行動を起こせるわけです。
旅行に行こうと思ったら、どんな手段で、どうやって楽しもうか考えるのと同じようなものです。
大変な事も多くありますが、先を見据えた上で今とるべき行動を選択していけたらなと。