物を買うというよりその人を買う

売り手のストーリーを垣間見ると勉強になる

世界的に有名なマグフォリアが提案して製造されたスニーカー「デルフィン」。高校の先輩でもあります。

僕は昔からお金を払う時に相手を見て決める傾向があります。

どんなに美味しくても店の人の態度が悪い所は二度と行きませんし、興味のなかったジャンルのものでもその人に好意を持てれば常連になります。

物やサービスではなく、その人を買う

これを意識すると、その人ならではのストーリーが見えてきます。この人すごいな、かっこいいなと感じることは学びにもなるので。

例えば今日買ったこのスニーカー。マグフォリアさんは静岡県の藤枝市にある小さなお店です。にも関わらず海外からも客が来るほどの店です。店主の山田さんはスニーカーとりわけPUMAの世界的コレクターでもあり、彼が提案したものが製品化されるほど。プーマのドイツ本社にも山田さんの姿が大きく掲げられたこともあるほどです。

PUMAのドイツ本社。マグフォリアの山田さん。

これほどの人から物を買う。同じ一足の靴を買うにしても、日本中にあるチェーン店で買うのとは重みが違います。

たかが靴一足なのにそれがどんな経緯で世に出されたのか、熱心に教えてくれました。

「お客様は神様」は客が言うことではない

未だに「お客様は神様だろ?」と言う人間がいます。本当に神様ならそんな横柄な態度にはならないと思うのですが…疫病神か破壊神でしょうか(笑)

神対応をして欲しければ客も神対応であるべきです。人と人なので(一部、心無い店もあるかと思いますが…そういうのは別です)。

僕の経験では客という立場でも感謝の気持ちを持って接すると何かと良くしてくれます。その先に色々と話をしてもらえたり気にかけてもらえたりするものです。

恐らく「お客様は神様だろ?」と本気で思ってる人は店に対する不満が多いのではないでしょうか。

NHKのプロフェッショナルを見て、出た人の物を買ってみる

プロフェッショナルで取り上げられた本枯節。

NHKのプロフェッショナルという番組はその人が辿ってきたストーリーをとても良く紹介してくれます。その人を知った上でその人から買ってみるにはうってつけです。

本当に凄いからNHKの全国放送で取り上げられるわけですし、そういう人はやはり他とは違って別格です。

たとえ業種は違っても学ぶこと大です。こうやって「一流」に触れてみる。何も高級車や高級ブランドに手を出すことが一流ではありません。

自分では気付かなかった事を気付かせてもらえるのでオススメです。