鵜呑みにしない。何事も。
税理士受験生時代、なかなか思うような結果を出せなかったとき、トントン拍子で合格していく人や先生に勉強法を聞きまくっていました。
前職の事務所では結果を出せないことについてずいぶん嫌味を言われていたので、苛立ちや焦りもあったと思います。
それでデキる人の真似をすれば合格に近付くだろうと。
それすらも失敗がありましたが…。
やっぱり人それぞれ。
よくある勉強法に「朝勉」があります。朝の4時、5時に起きて7時くらいまで勉強してから仕事に行くというものです。
人間の脳は起きて2時間が一番活発らしいのですが…。
僕はダメでした。
起きる事はできても勉強をやるテンションになれず、結局二度寝してしまって自己嫌悪…そんな事の繰り返し。自分の体には合いません。
逆に夜の1時、2時まで勉強してる方が捗りました。
講義でやったことを帰宅してその日のうちに復習する。定例試験もその日のうちに間違いチェックをする。
その方が安心と疲れでぐっすり眠れました。
思い返せば高校受験の勉強の時から夜型になっていました。翌朝、友達と勉強時間を報告し合って競り合っていたものです。
あくまで参考程度でいい
どんなに成績の良い人の真似をしても自分はその人ではありません。地頭の良さも違えば趣味趣向も違うので、それをコピーしたところで同じ結果は見込めません。
去年優勝した横浜Fマリノスのヘッドコーチを監督に迎えた清水エスパルスが何の光明も見えず大失敗し続けているのと同じです。
参考になりそうなものだけ試してみて肌に合うか…くらいにしましょう。
「お前には無理だ」という他者の勝手な意見も無視しましょう。
大事なのは「自分がどうありたいか」を明確にすること。
そうすれば自ずと身体が動きます。
合格を明確にして、どんな姿でどんな人が喜んでくれているか、その時自分が着ている服装まで明確に妄想し続けていればそのうち合格するのが当たり前、税理士になるということが自分の中で前提条件になります。
そうなるとモチベーションや取り組む姿勢が合格する方向に傾きます。
勉強しなさい!という指摘をスルーして遊んでばかり、仕事ばかりしているようでは論外ですが、人の意見に左右されずどっしりと腰を据えて闘い続けることが一番合格に近いのではないかなと。