ひとり税理士は楽しい
こういう事を言ってる時点でマイノリティ(少数派)ですが、いろんな事に対してマイノリティな性分です。
自分は特別だという勘違いはありませんが、変わり者ではあるかなと。
流行りに興味無いし、群れるのが好きではないし、「くそ真面目」と言われるし、理不尽には上司であっても物申すし、ラシーンとかモトラとか古くてマニアックな物が好きだし、人混みや騒がしいのを極端に避けるし…。
今の時代、ずいぶん浮いています(笑)
とかく今の世の中は型にはめて同じ方向を向かせたがる時代。少数派は数の圧力で追いやられてしまいます。
爪弾きにされ、わがままだと。
小学生の頃、好きな本のシリーズがあったので昼休みにそればかり読んでいたら「外で遊びなさい」とやりたくもないドッジボールを無理矢理やらされたものです。当時は昼休みすら行動を強制されました。
学校の裏門から出れば100メートルで家に着くのに、「通学路」という理由で帰るのに20分もかかる遠回りを強要され、毎日「通学路破り(通ヤブ)」をして怒られたり…小学生ながら理解できないと徹底抗戦していたものです。
そしたら「協調性に欠ける」と。
多数派に属していれば目立たず安全ですし、勝てるので、それで良しと思えば世渡り上手かもしれません。
人の世は古来より勝てば官軍なので、勝つ確率が高い方に身を置くのが処世術であり、とりあえず有利な方に身を置けば楽です。
しかし、多数派が正しいというわけでもないでしょう。
選挙で多数派となった政党の政策であっても、そこに投票した人自身が批判するもの。そんなものです。
改めて、ひとり税理士は楽しい
最初のタイトルに戻りますが、マイノリティであるひとり税理士というやり方で僕は毎日楽しくやっています。
少数派ゆえに「ひとりで出来るわけない」「どうせどこかに吸収してもらうことになる」などと言われたりもします。
しかしそれは人を雇ってやってるマジョリティ(多数派)から見た意見であって、僕の周りのひとり税理士の方々はちゃんと食べていけています。
人を雇って事務所を借りて、顧客を増やして高級車を乗り回すのが税理士の「正解」ではありません。
「雇わず、雇われず」という自分自身の「正解」で、のびのびと自分が思うサービス業としての税理士の在り方、自分がやりたい仕事の方針、なんでも自由です。
何事も「ひとりは怖い」という先入観が多数派に身を置くことを選ぶのでしょうが、少数派でいるということは芯が通っていて意志がある、強い心を持っているはずです。
学校でいえばイジメっ子は群れなきゃ何もできません。一人では何もできないから群れて威張って凄みをきかせます。烏合の衆をまとめるためにボス猿が標的を一人に絞って集中攻撃をするわけです。
攻撃される側の一人の方は耐えて我慢して、時に命まで絶つ…ボス猿にはそれらの何ひとつできないでしょう。一対一もできないのですから。
と、まぁこういう事をずらずら書いてるあたりもマイノリティなのですが、どこかに同じ事価値観の人が一人くらいいるだろう、一人くらい共感してくれる人がいるだろう。そんな感じです。
マイノリティだからこそ発信しないとすぐ埋もれてしまうので、僕は僕だと。
そう言っても多数派を強要してくる人間がちょいちょいいますが…。