今年の税理士試験の日程
毎年8月上旬に開催される税理士試験ですが、オリンピックの影響で今年は8月18日〜20日の三日間です。
国税庁が発表していますが、今後のコロナ次第で更なる遅れもあるのかもしれません。
税理士試験の日程はバラバラ
僕が受験生だった頃、2015年も8月18日〜20日という日程でした。お盆休みなんかありません。
そして、試験が終わったと思ったら羽を伸ばす間もなく翌年度の講座が始まったものです。
一方で、2012年は7月31〜8月2日という、まさかの7月でした。そんな年もあったのです。
この1〜2週間のズレをどう取るか
「関係ない」といっておきます。あえて。
もちろん、ポジティブに「これで理論もう1、2周できる!」「苦手なあの部分に手を付けてみようか」と思えるのが最善です。
ところが、7月後半にもなれば焦りと緊張、疲れなどで「早く開放されたい…」という思いが強くなっているのではないでしょうか?(僕はそうでした)
試験間際には、合格する人とそうでない人はある程度決まっていると僕は思います。
9月(経験者は12月の場合も)から始まった闘いの日々が、たかだか1〜2週間ズレたところで大勢に影響はないかと。
合格を掴む人は粛々と黙々と勉強しています。できない理由を口にしません。時間を作ります。
どんなに残業を強いられる人でも合格していますし、お腹の大きな妊婦さんでも合格したのを見ました。
逆に、合格できない人は直前期であろうとなかろうと、仕事が大変、家事育児で勉強時間が取れない、外野がうるさくて集中できない、調子が悪い…と、常に何かの、誰かのせいにしてはいないでしょうか?(僕がそうでした)
頑張ってるのは皆同じ
個人差はあれど、税理士という高い目標を持って闘っているのですから、みんな頑張ってるはずです。
でも、頑張ってるのは自分が決めるものではありません。結果を見た第三者が決める事です。
そんな「勝てば官軍」なのが税理士試験です。
模試で全国トップになっても本番で落ちたら単なる負け犬です。模試は常にランク外でも合格したらヒーローです。
「のに」をやめよう
どんな事にでも言えるのですが、「のに」は良くありません。
- 頑張ってるのに…
- 我慢してるのに…
- 〇〇したのに…
「のに」を付けてしまうと、途端に自分本位になります。周りではなく我が我がと。
自分の思う結果に事が運ばないのは自分以外の何かのせい。
思い当たる節が僕自身にもあります。
これは良くありません…。
人からも運からも見放されてしまいます。
なので、「はず」くらいにしておきましょう。
- 頑張ってるはず
- 我慢してるはず
- 〇〇したはず
あえて曖昧にしておくことで、人のせいにする事もなくなりますし、自分の勘違いかもしれないと変換出来ることもあるかと。
日本語は一文字変わるだけで全く違う意味になります。
それを人が聞くのだから、やはり「言霊」はあるでしょう。
税理士試験はこれからが最も苦しい時期です。
なかなかポジティブな言葉は出せません。だからといって苦し紛れに「のに」と言って運や人を逃さぬよう、出そうになったら「はず」と強制変換です。