ホームページの弊害

自営業をしていると、飛び込み営業や営業電話、仕事の関係上とりあえず一度くらい会おうか…などといった消極的な出会いもあります。

その際、初めて話すのになぜかこちらの事をよくご存知な人が多く、なんか気持ち悪いなと。

初対面なら言い方に気を付けたい。

初めて僕と接触しようとされる方の中には、どうにか懐に飛び込もう、親密に装おうと画策しているのか、僕のホームページやブログに書かれている事をいきなり話題に出してきます。

ラシーンがどうのとかスニーカーがどうのとか。

初対面でいきなりこちらのプライベートに踏み込まれると何か気持悪いです(僕だけかも知れませんが)。

事前にコソコソ調べてるような、裏工作してるかのような態度が気に入りません。

「ホームページを見たのですが」と一言前置きがあればこちらも「見てくれたんですね」と言えますが、知らない人が見ていて初対面でいきなり踏み込まれると「うっ…」ってなるわけです。

以前、当事者を不安にさせてばかりの某信用金庫の悪徳M&A部隊の人間がまさにそんな感じで、仕事に対する姿勢に苦言を呈したら逆ギレされました。

「見せるために公開してるんでしょ?見ちゃダメなんですか⁉︎」の一点張りで会話が成立しませんでしたが。

あまりの杜撰さに怒りを感じましたが、今ではM&Aを検討している方とお話しする時の鉄板ネタです。

大人だし社会人なのだから、初対面で大きなお金が動く仕事をするのなら「入り口」が大事です。

この職員は、M&A前は息のかかった某TKCをゴリ押しするばかりで、DDをやる時間が無いと言って推し進め、M&Aの後は言い逃ればかり。その後すぐ転勤して「担当者がいない」ばかり。会社を買い取った人も「騙された」と…(因みにこの信用金庫の職員は僕を呼び出しておきながら「部外者は口出しするな」と恫喝してきました)。

税理士をお探しのかたに”税理士田中”という人間を知って頂いて、初めて税理士に声を掛ける人が感じる敷居の高さを取っ払うつもりで設けていたつもりが、残念ながら僕の意向とは異なる方向の人間も引き寄せているのは反省点です。

おわりに

僕が新しいカフェに行く時、お店のSNS等で事前に調べることがあります。

そういう時は「インスタで拝見して」と伝えますが、一見さんなのにグイグイ距離を縮めるような事はしません。

聞かれたら答えますが、そこに「すごく美味しそうだったので」「素敵なお店だと思って」とポジティブな言葉をひとつ繋げて伝えるように心掛けています。

それが大人としての人との接し方かなぁと思っていますので。

が、そんな事を言っていたら僕のホームページを見たらしき見ず知らずの女性に「この人、ロマンチストで引く…」と第三者から言われてグサッときた次第です…(泣)