言葉の誤りをどうしたもんか
立場上、行く先々で税についての質問を受けます。
そういう時、たまに気になるのが言い間違い。最近では「インボイス」を「インバウンド」と。
ここで「違う、インボイスね」とは言わないようにしています。話の内容でインボイスの事を言っているのは分かっているので。
他でも自己紹介をしたにも関わらず何故か「小林さん」と呼ばれるカフェがありますが、それもスルーしています。僕自身が失礼だとは感じていないので、指摘することで相手を気まずくさせる必要もないだろうと。
一方で、そういうのをいちいち指摘してくる人間もいます。
過去に僕が話すことを文法レベルで指摘してくる人がいたのですが…僕はそうはなるまいと思ったものです。
言葉の重み、言霊、そういったものはあると思いますので。
だから税務においても曖昧なことは言わないようにしています。
税額を「ざっくり教えて」と言われるお気持ちは分かりますが、ざっくり故に実際の納税額が500万や1,000万も変わったら嫌でしょうし、不満の矛先がこちらに向きます。
資金繰りでどうしても早く教えて欲しいという場合には根拠を含めて、あくまで「ざっくり」である旨をお伝えするようにしています。間違った言葉として伝わらないように。
人間である以上、いくらひとりが好きでも人間社会と関わっていかなければかなりません。なので言葉で人を不快にさせないよう、対面時は常々気をつけています。
車の中でひとりの時はストレス発散で口が悪くなることもありますが(笑)