決戦の時、迫る!
今年の税理士試験は8月18日からです。
例年より遅い試験。過去に僕もお盆明けに試験という年がありました。
コロナ禍でお盆も自粛が呼び掛けられているので、今年は勉強できる時間が増えた、チャンスが増えたということにしておくべきでしょう。
当時の僕は「お盆休みがない」「オフが短い」など不平だらけでしたが…8月は有給休暇を全てぶつけて朝から晩まで勉強ばかりしてたのでそういう不平が出たわけです。
ウィズコロナと猛暑の中での試験
今年の試験は筆舌に尽くしがたいなぁと。
ただでさえプレッシャーまみれの税理士試験なのに、都市部を中心にコロナの蔓延が止まる気配がない。さらにこの猛暑。
試験部屋はエアコンが効いていますが、試験時間以外の時間は部屋の外で待たなければなりません。場所によっては廊下もエアコンが効いている会場(早稲田大学の一部の棟など)もありますが、コロナ禍を考えると利用制限があるかも知れません。さらにソーシャルディスタンスを考えると、数少ない涼しい場所や日陰に密集することもできません。
僕は本試験で少しでもパフォーマンスを保って為に色々な物を持っていきました。
静岡から東京へ前泊して試験に望むので、着替えも持っていかなければならず、かと言ってコンテナを引きずって行くのも嫌なので、リュックに入るくらいの荷物の量です。
- 折りたたみ椅子orクッション(地面に長時間座って椎間板ヘルニアになったから)
- 折りたたみ傘(東京はほぼ確実にゲリラ豪雨がある。日傘にもなる)
- 清涼感あるボディシート(ひんやり感は重要です)
- 水無しで飲める下痢止め(空調による温度差や暑くて冷たい飲み物ばかり飲んでると腹を下します)
- 凍らせたてぬぐい(前夜のうちにホテルの冷蔵庫で凍らせておきます)
- 凍らせたペットボトル(ほどよく溶けて冷たいまま飲めます)
- ウィダーインゼリーのようなやつ(腹が減っては戦はできませんがプレッシャーで食事が喉を通りません。ゼリーがオススメです)
- 服がひんやりするスプレー(とにかく数分の待ち時間、座席までの移動だけで汗をかきます。清涼感は欠かせません)
おすすめポイントは、タオルではなく手拭いというところです。凍らせずとも水に濡らして固く絞ったものでも可。手拭いなら首に巻いても肌触りが良く、タオルのようなモサッと感もありません。手拭いはすぐ乾くので快適です。
他にも去年あたりから出回り始めた首にかける扇風機。手が空くし首から顎下あたりに風がくるとずいぶん快適です。使っています。
あとは今年はマスク着用が必須なので、マスク用のひんやりスプレーやエアリズムマスクなども僕なら持っていくかと。
神経質?過保護?そう見えるかも知れませんが、本番ではアウェーだったり慣れない場所だったり、となりの人間が無駄に電卓やかましかったり延々と咳払いしていたり…そういうこともあるのでなかなか100%の力は出せません。80%出せれば良い方でしょう。
なので快適性の備えは重要です。
それに加えて、本番で100%が出せないのなら日頃120%の意識で努力する。
自分の「100%」の器の大きさを周りより大きくしておく。そういう心がけでいる。
自分のレベルを上げて、相応の装備を整えて、周りのライバル達が鋼の剣を携えて来ていたら自分はロトの剣でいられるように。
アスリートや職人が物に拘るように、受験生の中で一歩でも抜きんでるために物に拘るのは大事かなと。
ゲリラ豪雨の中、ずぶ濡れで会場に来た人を見たことがあります。そんな状態でエアコン効いてる会場に入って2時間座り続けたら…。
という事です。
一年の努力がたったの2時間で決まってしまいます。
いくらケアしてもし過ぎるということはないかなと。