紅葉燃ゆ
今年の税理士試験の合格発表がありました。
相談してくれた方やかつての受験仲間から嬉しい報告が届きました。
サクラサクには早いので真っ赤に燃える紅葉のように心を燃やして次に向けて突き進んで欲しいものです。
驚いたことに郵送の通知の前にネットで合否が見れるのだそう。
時代を感じます。
思えば、待てど暮らせど通知が届かず国税審議会に問い合わせても発送済み。最寄りの郵便局に聞いてみたら端っこに追いやられて見過ごされていた…などとけしからんこともあったものです。
しかも不合格。
そんなことを思い出しながら、奮発してチョットお高めのウイスキーをおろしました。

「合格」だけ見れば良い
相談されるくらいなので、人一倍真剣で人一倍頑張り屋さんな方が多いです。
それでも報われなくて、僕の黒歴史(ブログ)に辿り着く。
そういう「苦労人」な受験生のみなさんは謙虚な方がほとんど。
痛みを知る人は良い税理士になります。
学歴だの受験期間だの合格科目だの合格率だのどこで修行しただの…そんなもの税理士になったら関係ありません。
そんなものでマウント取るような人もいません(僕の周りが素敵な人だけなのかも知れませんが)。
むしろ受験や合格を知らない外野がやいのやいの言ってきたように記憶しています。
大切なのはお客様の役に立つこと。
挨拶が気持ち良い、接しやすい、話しやすい、専門用語を使わず噛み砕いて教えてくれる…。
そういう「良い人」であるべきじゃないかなと。
専門職なので知ってて当たり前。それを知らない人に教えてお金を頂く仕事ですので。
先生ヅラしてふんぞり返ってるほうが見苦しい。
僕の受験生時代は、事務所で合格の報告をしても落ちた方の科目を悪く言われて労いの言葉も無かった。めざとく発表日だけは知ってて当日に「落ちた?落ちた?」などとニヤついて聞いてくる人間もいた。
そんな環境でした。
だからこそ強く思うのですが、合格率30%だろうと胸を張って喜べは良い(10人中3人しか受からない)し、15年もかかろうと「田中より3年早い!」と堂々とすれば良いし、院免だろうとお客様の役に立てるよう頑張れば良いわけです。
とにかくおめでとう!!
ここからの過ごし方
合格したものについては存分に喜んで、こういう時くらいはうつつを抜かして良いでしょう。
ただ、残念ながら不合格だった場合はどうするべきか?
僕は所得税が合格だった年、自信のあった簿記論は不合格でした。
だから翌日から再スタートしてジングルベルの音に耳を塞ぎ、除夜の鐘を遠くに聞き、初日の出はスルーして、初詣の代わりに事務所に行って簿記論やってました。
そこでやるのか、年末年始くらい息抜きするのか、そこはご自身の考え方次第ですが、僕はとにかく根性と気合いでコンディションの維持に努めていました。
地頭が良くてサクサク合格できる人ならこんなこと考えなくて良いのでしょうが、僕のような不器用人間はとにかくド根性しかありません。
「みんなが遊び呆けてる時もやった」
これが自信に繋がるわけです。
おわりに
試験ですから結果が全て。勝てば官軍の世界です。
それでブツクサ文句を言ってくる輩が湧いてきますが、それはたいてい部外者です。
身内やパートナーであっても、気遣ってくれたとて本当の苦しみは理解できません。
自分が決めたこうありたいと願う姿にブレることなくツッ走って欲しいなと思います。
もし今、思い通りにいかなくて高くて分厚い壁に直面されている方はお話を聞かせてくださいね。

