お金の使い方

世の中「お金の増やし方」に固執している風潮があるように感じます。

そういった本だったり、財テクをメインに発信してる同業者だったり。

そんな中で僕は「お金の使い方」に興味を持って生活しています。

実在するスニーカーを「編みぐるみ」で再現してくれる方がいて、よくオーダーしています。

お金持ち=正解ではなく、お金の使い方=生き方だと思っていて、物やサービスを買うというよりそれを提供してくれる「人」を買うという感覚でお金を使っています。

「物」ではなく「人」にお金を使う

他県に行っても静岡と同じチェーン店がいっぱいあります。

そういうところよりも個人で創意工夫して頑張っている経営者や店員さんを応援したいなぁと思っていて、そういう所には頻繁に通っています。

そのうちに僕のことを覚えてくれて色んな話をしてくれる。そんな関係性が嬉しくなります。

こういった関係性でいると「店と客」の関係では見えなかった信念や経営手腕などが見えてきて、ハッとさせられたり学びになったり…規模や老若男女関係無く良い気付きを得られることが多々あるんですね。

そういった発見が嬉しくて、あえて個人店を選んでお金を使っています。

某シアトル発祥のコーヒー店ではなく個人のカフェ、ショッピングモールに必ず入ってる某アルファベット3文字の靴屋ではなく個人のセレクトショップ、大量生産の使い捨てではなく直したり磨いたりしながら長く使う…など、そういったチョットしたこだわりを持つ事ですさまじく世界が広がります。

自分にお金を払って頂ける嬉しさ

お金を得るのは大変です。

勤め人であれば給料日までいろいろ我慢しながら頑張って、自営業であれば稼ぐも食いっぱぐれるも自己責任で、そうしてどうにか手にしたお金を僕に払ってくれています。

さらに集団不適合者の僕が自分を鍛えるために作ったコミュニティ「田中会(タナ会)」に集まってくれる仲間たち。

自分は誰かを応援するためにお金を使いつつ、自分も誰かにお金を使って頂ける。

そんな関係性がwin win だったり自利利他だったり、良い関係性ではないかなと。

おわりに

大人になってファミレスや回転寿司といったチェーン店に行かなくなって、それを友人に驚かれたので思った事を書いてみました。

金銭面では確かに高くつきますが、それに見合うものがあるから個人店にあえて行く。

その人のストーリーに触れる事で自身の日々にも良い刺激になる。

そう思った次第です。