スーツより、普通に、カジュアルが好き!

毎月のようにスニーカーが増えています。

足は2本しか無いのに。

浪費家というより単なるバカです。

マグフォリアの16周年記念モデル!

そしてあろうことか(?)こんな靴を履いてお客様の所にお伺いしています。

スニーカーを履きたくて独立した部分もある。

会計事務所の人…ほぼ100%がスーツにネクタイ。女性もジャケットを羽織っていたり制服があったり。そんなイメージです。

僕も雇われ時代は革靴履いてネクタイ締めてという服装でした。

10代後半からBoon(ブーン)というファッション雑誌を手に取り、裏原系とかエアマックスとかに熱中したものです。

以来ずっとスニーカーが好きなのですが、社会人になれば最低週5日は革靴。

ビジネスシューズには全く興味が無く、スニーカーならadidasのフランス製ヴィンテージに6万円払えるのに、仕事で使う革靴はいつも東京靴流通センターの¥7,980が上限でした(某ド◯キで買った3千円の革靴は1週間でソールが剥がれました)。

スニーカーが大好きで着々と増えているのに履く機会が少ない…久しぶりに履こうと思ったら加水分解していてソールが崩れていたり合皮がベタベタになっていた時のショックたるや。

靴も服もそうですが、身につけるもので消耗品なのに、使っている方が長持ちするようです。

後生大事にとっておく方が劣化します(素材によるのかも)。

興味の無いものをヘビロテするより、日々好きな物に囲まれていたい。その方が気分が良いし、気分良く仕事できるなら良いじゃん!と。

なので独立を決断した頃、独立して何がしたいのかと聞かれて「スニーカーを履きたい!」と答えて失笑されたことがあります。

お客様の反応

さすがにTPOのうち場所や場面はわきまえておりますので、Tシャツやダメージジーンズなどは着ていきません。

シンプルなポロシャツやTシャツならジャケットを羽織って税理士バッジを着けるなど、清潔感を保つように心掛けています。

そのためか、スーツやネクタイ姿でなくてもそれを指摘された事はありませんし、カッチリし過ぎていないので接しやすいと言われます。

スーツってサラリーマンの戦闘服でもあるわけなので、相手も身構えてしまうのかなと。

カジュアルスタイルの方が自然とざっくばらんな会話になりますし、そういった切り口から話を聞かせてくれる事もあるなぁと実感しているので、これが僕なりの正解なのかなぁと正当化しています。

PUMAのイタリア製ヴィンテージ。左の茶色は生産終了したルーマニア製。スニーカーも専門のクリーニング業者に出します。

おわりに

税理士になって丸4年。

同期も軌道に乗ってきているのか、久々に会うと高級車に乗ってきてブランド物の財布を取り出し、黒いカードが何枚も…という風に変わってきました。

きっとそういう姿が成功の証であり「カリスマ性」なんだろうと思います。

一方で僕は旧車、ヴィンテージ、ヘリテージ、そういった物が好きです。ひとつひとつを直したりメンテナンスしながら大切に使い続ける。その方がゴミを出さないしエコだろと思うわけです。

そんな見た目のマイノリティさで目立ってしまって、度々目撃証言が届きます。

目撃された時に大あくびしてたりニヤニヤしてたりせぬよう、日頃からピシッとする事を心掛けざるを得ない格好というのは、接客業をしていく上である意味アリなのかもしれません。