4月だけど心機一転は無い
今日から新年度でもあり昨年度の週末でもあり、多くの別れや新たな門出の様子が仕事の場でもテレビの場でも多く見られました。
僕はそのような世間の変化とは無縁でいつも通りにいつもの仕事をして、いつもと変わらぬ週末を過ごしています。
実はちょうど2周年で、今日から独立3年目が始まったわけですが、周年祭をするわけでもなくいつも通りです。
転勤や転属、それにともなう引っ越しなどの環境の変化とは無縁で、すべて自分の思うまま。自由なものです。
独立したら桜を楽しめるようになった
独立以前はこの季節が好きではありませんでした。
学生時代はせっかく仲良くなった友達と4月が来ると違うクラスになってがっかりしたこともあったし、社会人になってからも4月になると意味不明なノルマを押し付けられたり…。
他にも、これは自身のひねくれた性分なのですが、税理士受験中はフレッシュマンや進学した学生など、心機一転してキラキラしている人たちやポカポカしてきて浮ついている周囲の人たちを見るのが苦痛でした。
自分で選んだ道とはいえ、「普通」から逸脱しているのが我ながら残念に感じたり卑屈になっていたので、「こちとら人生かけて頑張ってんだ!邪魔するな!!」などと思っていました。
それが今はありません。
税務署がある駿府城のお堀には桜がいっぱいあって、移動中に花見を楽しんでいます。
自分の心を縛っていたものがなくなって、ひとり税理士なんぞをしているので社会一般に振り回されることもありません。
4月だからと心機一転する必要ナシ
僕は4月1日に開業届を出して独立開業しました。税理士登録がたまたま3月24日だったので区切りが良いかなと思ったので。
とはいえ何も特別な感情はありません。
節目があった方が「やるぞ!」という気持ちになるのかも知れませんが、日々のやるべきことに追われていつの間にかルーティンワークになってしまっている…それでは何のための節目か分かりません。
僕は毎日何かしらアンテナを張り巡らせて、どんな小さなことでも良いから「新体験」をするよう心掛けています。
新体験をすれば新発見がある。そこから見えてくるもの、拓けるものがありますので。
思いつきやチョットした下心から入った行動が新規顧客との出会いを引き寄せたり、予期せぬ繋がりができたりしました。
社会の流れで強制的に環境が変わるのではなく、自分の一存で日々少しだけ環境を変えていく。さしずめ「日々節目」といったところでしょうか。
おわりに
今年は自分の経験のために会社設立をする予定です。
まだ決算月も決めていないし登記もしていませんが、僕の周りではまだ多くない電子定款や合同会社としての設立など、いろいろ実験してみようと思います。
日々鍛錬し、いつ来るとも分からぬ機会に備えよ。
分かる人には分かる、最近大好きになった言葉です。