開業一年で事務所移転

あいにくの豪雨の中でもテキパキと作業してくれました。

「税理士」として「あるべき姿」とは?

開業してちょうど一年、アパートの更新日が近付いていたので思い切って引っ越しをしました。

独立前から住んでいたアパートを大家さんの許可を得て半ば強引に事務所化したので、日々増えていく機材や書籍で収納が間に合わなくなり、手狭になっていました。

固定費がほぼ倍増なのでずいぶん冒険したなぁとおそるおそるな感じもありますけど。

それでも同じ手狭の部屋で更新するよりもステップアップさせようと。本の影響をかなり受けましたが。

この本のみならず、時に「税理士たるもの…」ということを言われます。

  • 高級車(頑丈なドイツ車)に乗れ
  • 高級時計をつけろ
  • ファストフードに行くな
  • ファストファッションを身に付けるな
  • 結婚していてあたりまえ

などなど、実際に言われたことです。

まぁ、これらは父親世代の方々からなので世代の差というやつでしょう。

いわゆる「高級志向」にならずとも、清潔感ある身なりと言葉遣い、そして何より税理士としてのスキル。今はこちらの方が大事ではないかなと。

高級路線に足を踏み入れたらずっと追い続けなければ高級感を保てません。高級車も型遅れになったらみすぼらしく見えてしまいますし…。

少し見栄を張ってプレッシャーをかける

うなるほどお金があれば高級外車(僕はベンツよりもコルベット)とか欲しいのですが現実はそんなうまく行きません。

せめてみすぼらしくないように、馬鹿にされないように、お客さんに心配されないように、それくらいは見栄を張っておきたいなと思っています。

老舗飲食店などはいわゆる「キタナシュラン」もアリですが、税理士事務所でそれでは「儲かってないのか?」と思われかねません。それは嫌だなぁと。

先に紹介した本にも「部屋は人生を変える」、「多少無理してでも気に入った物件を見つけたなら迷わず引っ越した方が良い」など、実例も踏まえて書かれていて説得力のあるものでした。

特に「その部屋に恋人を呼べますか?」という一言。

極端ですが、家賃二万円で風呂無しトイレ共同、洗濯機は外。そんな昭和レトロなところに僕は恋人を呼べません。

「それでも良いって言ってくれる女性じゃないと!」とは思いません。そんな他力本願は嫌で、やはり自ら掴みに行きたいものです。それが覇気にもつながると思うので。

もしかしたら高級路線の人もそういった思いの先に努力が実って富裕層になったのかもしれません。

そのレベルに行くためには「イケイケドンドン」な性格も必要だと思うので、僕には縁遠い領域ですが、少しだけ背伸びをして「あぁ、頑張ってきたなぁ」って思えたら、また次のステップへの活力になると思っています。

今は増える固定費に心配もありますが、心配という代償を払って獲得した新たな場所です。何かを手に入れたかったら相応の代償が必要です。

次はここから5年後くらいにさらに上のステップに行けるよう、目安として「いつかはタワマン」。そんな感じで新たな場所から頑張っていこうと身が締まる思いです。

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