「丸投げしているから分からない」と言われたら…。

つい先日、ひとり税理士の先生が病に倒れ入院しました。

面識はありませんが知り合いの税理士からお呼びがかかり、同じひとり税理士として他人事とは思えずこの先生が復帰するまでの間、僕が代わりにやる事になりました。

情報共有がたいへん!

僕が駆け付けた時にはすでに数件、他の税理士の所に流れていった後でした。

この先生とご家族の今後の生活もあるので流出はできる限り阻止したいもの…。先生の奥様に間に入ってもらい、お客さんとの接触をし始めたのですが、税理士事務所の業務は一切やっていなかったのと一家の大黒柱が倒れてしまったのとで憔悴している様子。逐一説明をしながら進めるしかありません。

そうやって何とかお客さんと連絡をしてみると…事前連絡はしておいてもらったものの突然知らない税理士から連絡が来るものだから中にはご機嫌斜めになる人も…。さらに「先生に丸投げしてるから分からない」と一蹴。

ひとつひとつコツコツと丁寧に。それでいて迅速にやるしかありません。が、なかなかに滅入るのも事実です…。

直近では源泉の納期の特例の期限が迫りつつあるので、そこを間に合わせなければなりません。

30件のお客さんのうち、どの人が納期の特例なのか、片っ端から問い合わせて確認しなければなりません。

さらに僕のお客さんの分もあります。

1日でも早く復帰してくれるのを願いつつ、とにかく気合いで乗り越えるしかありません。

地味に地道にやるしかない

緊急事態でヘルプに入ったので、どんなお客さんなのか分かりません。しかしそれは税理士サイドの都合です。

とはいえ、状況が状況なので協力してくれるとありがたいのですが…。「資料は渡してある」「丸投げしてるから分からない」というのはなかなかキツいものがあります(本音はどんな手段でも良いから一式送って欲しい)。

メールでも電話でも、地道にやりとりして行くしかないかなと。

前途多難ですが…ピンチはチャンス。乗り越えなければ。

お金のはなし

前の記事

投資の勉強
税理士

次の記事

時間と仕事とお金の関係