失敗だらけの税理士受験記

今年の税理士試験までいよいよあと2ヶ月ほど。今が一番苦しい時期です。

年に一度きりのチャンス。一年の努力の価値がたったの2時間で決まるのでそれはもう悲壮感を漂わせてプレッシャーの中で頑張っているわけです。

そのプレッシャーが曲者で…個人差が出るところです。

僕はプレッシャーだとか緊張というものに恐らく人並み外れて弱い。今もそれは変わりません。

試験開始の合図と同時に頭が真っ白になった

初めての時と2回目の税理士受験でした。当時は簿記論1科目だけでしたが、功を焦って初学者にも関わらず上級クラスを選んでしまい全く講義についていけませんでした。

にも関わらず「もしかしたら…」などと淡く甘い期待をして受験に臨んだものです。

その程度の記念受験だったにも関わらず緊張感だけは一人前で、表紙をめくっても問題文が頭に入ってこない。生まれて初めて頭の中が真っ白になりました。本当に文字通り「真っ白」になりました。

冷静に!冷静に!と言い聞かせても手が動かず…。ただ2時間座っていました。出来もしないくせに途中退出は恥ずかしくて。。

「頭の中が真っ白」という体験は最初の2年だけでしたが、その後もずっと緊張との闘いが続きます。

新幹線の時間を間違えた

静岡県には受験会場が無いので最寄りの会場は名古屋か東京です。当日トラブルで電車が止まったらアウトなので前日に出発して前泊をします。

が、前日にはすっかり緊張にやられてるので注意力も散漫になります。

こんな状態だから移動はストレスの無いよう、確実に座れるよう、指定席の切符を予約していたのですが…1日間違えていました。

指定したはずの席に人が座ってる…。どういうことだ!?「そこ、僕の席だと思うのですが…」と尋ねると怪訝そうな顔で見てきます。

あれ?と思ってもう一度切符をよく見ると…翌日の日付でした。

発車前に慌てて降りて窓口に駆け込みましたが、ぷらっとこだまで飲み物のチケットを使ってしまったので返金はできないとのこと(翌日の日付なのにドリンクと交換したのはキオスクの確認ミスなので返金できたはずなのですが…)。緊張とミスで半ばパニックになってる上に、その時の窓口の派手な姉ちゃんの態度がすごく面倒くさそうにしてたのにイラッときてグリーン車の切符を買い直して東京に向かうという、JRにとってネギを背負ったカモでしたが仕方ありません。

とにかくこうして東京に向かいました。

もしや前泊のホテルの予約も間違えたのでは…と不安は続き、高田馬場で降りてすぐ電話。幸いホテルの予約は間違えていませんでしたが。

試験当日、係員より早く会場に着いて待ちぼうけ…

無事にホテルで宿泊できたのは安心材料でしたが、当然寝付けません。電気を消しても眠れず(これは受験最後の年まで続きました)、おそらく睡眠時間は2〜3時間だったと思います。

夜型の体質だったのでそれでも本番当日はバッチリ起きられたのですが、緊張はMAX。おにぎり1つ喉を通りません(この翌年から蕎麦になり最後はウィダーインゼリーに)。

部屋で待ってても緊張で気持ち悪くなるだけなので早々にチェックアウト。朝7時前に受験会場に着いていました(笑)

しばらく突っ立って待っていましたが門が開く気配もなく、動いていないと気持ち悪さが復活するので、その辺をひたすらうろうろと徘徊。ただの怪しい人でした。

他にもいろいろやらかした

思い返すと18回も受験すると、いろいろやらかしました。

何年か続けてゲリラ豪雨に遭ったこともあれば、前夜から全身に蕁麻疹が出たことが2年続けてあったり、前の席の人の背中に解答用紙が挟まれて引っ張ったら破れたり、受験地を書く欄に名前を書いたり、違う科目の座席表を見てて部屋を間違えて焦ったり、分からないと呻き声を上げる人にイラッとして集中力削がれたり、試験当日に緊張から来る胃痛で起き上がれなかったり…ぱっと思い出すだけでこれだけあります。

おわりに

巷には「半年で合格した」「一年で3科目合格した」などの合格のノウハウはありふれていますが、人によっては試験当日に魔が潜んでいたりします。

いくら成績が良くても本番でダメだった…そういうのを何回も経験してきました。

それでもまぁ、これだけ色々やらかしてきても諦めなかったから税理士になれたわけです。「こんな奴でもなれるんだから自分もなれるだろう」とストレス100%の今の時期に少しでも肩の力が抜けたなら幸いです。

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