事務所の体裁をどうしたもんか

こんなかっこいい事務所に憧れはあります。

ひとり税理士なんぞをしていると自宅=事務所でじゅうぶんです。

テナント事務所を借りるとなかなかの負担になりますし。

事務所の家賃の払いが無ければその浮いたお金を自己投資やお小遣いに回せますので、やはり節約は大事です。お金持ちほどケチ、だからお金が貯まる。という話も聞きます。

ところが、自宅の一室を応接室にしてリビングにデスクを置いて仕事をしている…ということを話すと「もうかってないの?」と言われます。

単に「通勤」という行為が無駄だと思っているので、僕にとっては自宅が職場というのが最適解なのですが、世間には「事務所を借りれないアイツはもうかってない」と受け取る勢力もあります。

「家と職場が同じだと誘惑に負ける」とたたみかけてきますが、誘惑に負けても良いのがひとり税理士の特権です。

仕事をちゃんとしていれば途中で昼寝しても良いわけです。

従業員を雇ったら自宅事務所はやりませんが、ひとりならこんな所で格好つけなくても良いかなと。「出勤」が無い分たくさん寝れて最高です。

さらに僕の場合は高級車ではなくて20年落ちのラシーンに乗って仕事をしているものですから、人によっては更にみすぼらしく見えるようです。

「経営者は命が大事。だからドイツ車にしてるんだよ。」とか「あちこち飛び回るのに高速道路をよく使うから足回りが丈夫なドイツ車が良いんだよ。」と複数の人に言われました(クラウンに乗っている方からも同じように言われました)。

分かる部分もありますが…。

でもヘビービューティーなラシーンもかなり固い車じゃないかなと(歩行者傷害軽減ボディではない頃の車なので)。足回りもラシーン専門店が薦めるカヤバのダンパーがあるのでそれに変えれば高速安定性は増します。

高級車でぶいぶい言わせるのも少しは憧れますが、僕の場合はそのお金があったらシボレーのコルベットかフォードのマスタングが欲しいなぁと。

「会社の重役」「医者」「税理士」といった肩書き故に見栄を張らなければいけない部分もあると思いますが、高級路線で見栄を張ると一生続けるハメになります。

レクサスを新車で買っても、それがずっと乗り続けている初代だったら…今となってはみすぼらしく、田舎のヤンキーVIPカーと間違われる残念な末路が待っているので、モデルチェンジする度に買い換えていかなければ体裁を保てません(レクサスを新車で買える人はそれができる財力を有する人だと思いますが)。

そういうのは僕にはストレスだなぁと。「維持費は高級車並みですよ」と笑いながらオモチャとして乗っているのが楽しいです。

テナントを借りる優先順位が低いだけ

もちろん、冒頭のようなおしゃれな事務所だったら良いなぁという思いはあります。

ただ、人を雇いたくないので事務所を借りる必要はないというだけで。

万が一、人を雇うようなことがあればそりゃあ拘りが強い性分なので徹底的に拘ると思いますが、雇うくらいなら仕事を減らすでしょう。

ひとりなら自宅の応接室を綺麗にしておけばじゅうぶんです。一応、ほんの少しの見栄を張っていて、見るからに償却完了してそうなアパート…というチョイスはせず「それなりに綺麗」くらいの選択をしたつもりです。あとは立地で補って、金持ちエリアを選んだくらい。静岡市を一望できるロケーションは好評です(自然が多過ぎて虫が苦手な僕には苦痛もありますが…)。

今の場所に2年。どうにも虫が苦手なのと手狭になってきたのとで引っ越しを考えていますが、次も「自宅兼事務所」のやり方は変わりません。

その軸ありきでステップアップをしていければと考えています。いつかはタワマン。その先があるとすればガレージ兼事務所、要は遊び場兼仕事場。秘密基地といったところです。

おわりに

言われたことに対する僕なりの見解を並べましたが、書けば書くほどマイノリティだなぁと。最近では愛車ばかり目立って「ラシーン税理士」と言われたことも。

好きな物に囲まれて居心地の良い空間で仕事をする。その方が僕には合っています。こういうのも独立の特権です。

どこまでも「世間一般」の枠に入れない、はみ出し者だなぁと我ながら可笑しくなりますが、コレはもう変わらんなと。

サカナクションのモスが頭の中でヘビロテしています(サビの”繭割って蛾になるマイノリティ”のところ)。

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