張り合わないと気楽
真似はしても追いつこう、追い越そうとはしない。
無料相談会や定例会など、税理士が集まる場は同業者と知り合う良いチャンスです。
ひとりでやっていると我流や自身のアイデンティティなどに凝り固まって視野が狭くなりそうなので、なるべく人と会うようにしています(営業の人とは会いませんが)。
今週、無料相談会の当番で僕も含めた税理士3人で申告業務をしたり、定例会に初めて出席してステージ上で自己紹介をしたり、何かと同業者と接する機会に恵まれました。
周りの方々は全員先輩税理士なので歳下であっても自ら声を掛けるように心掛けます。
すると、独立されている方でも税理士法人に勤務されている方でもそれぞれの経験を話してくれます。
今のところ合格科目がどうの、官報か免除か税務署経験者かでどうのこうの言う人はいません。
そんな瑣末なことよりも価格設定のことやリスクマネジメントのことなど、その人なりのやり方を教えてくれます。
こういう時は例え20〜30代の若い税理士であっても敬語で教えを乞うようにしています。ましてや受験の頃にありがちの「自分だけは生き残る」、「人を踏み台にする」などという考え方はありません。
良いなと思ったことはマネをして自分の事務所に生かすだけ。関与先の数や売上規模で追いつこうとか追い越してやろうという野望の持ち方はしません。
それよりも効率よく経営してプライベートも充実させて自由に生きることの方が大事です。
ストレスの無い日々を送れる方が金持ちになるよりも幸せ
こういう事を言うとそれは言い訳だと言われたこともありました。
確かにお金はあればあっただけ良いですが…ハーレーダビッドソンに乗りたいしコルベットとかマスタング欲しいし、昔のボルボ850T5Rだって欲しい。欲望は枚挙にいとまがありません(笑)
しかし欲は更なる欲を呼びます。
もちろん高みを目指していきたいと思っていますが、その尺度をお金にはしないようにしたいものです。
独立して全て自己責任ながら全て自由に決められる今の生活はやめられません。
この「やめられない生活」を維持するためにも先輩たちから色々吸収していきたいと思っています。