電話対応はその店の看板と同じ

至極当たり前なのですが、しみじみと感じるようなことがあったので。

とある税理士法人の職員から電話がきたのですが、話した瞬間、やる気の無さ、めんどくさがってる感を強く感じました。

もちろん、個々の声色や話し方の癖というのがあります。しかし、ひとりの納税者に一年で3回も修正申告をするような仕事をしておきながら何の悪気も無く横柄な態度で呆れ果てました。

「あぁ、税理士法人ってそんなもんだよね」「◯◯と△△は評判悪いよね」と何人かの先輩税理士からも言われましたが…相手はその◯◯。なるほどそういうことかと。

地方とはいえ税理士法人というくらいだからある程度規模か大きいのでしょう。

虎の威を借るなんとやら、無資格の分際で(あえて強い表現をします)ずいぶん上から目線なものでした。

お客さんに迷惑をかけておきながら「勝手な事をするな」と恫喝し、怒らせて手数料の支払いを拒んでいると「早く払え」と。

そういう社風が一度電話で話しただけでよくよく分かりました。

客を取ってくるノウハウを持っているので、「嫌なら他所へ行けばいい」「他にも客は居る」ってスタンスなのでしょう。実際に大きな所なので。

商売は人と人

例えば、どんなに美味しい店でも店主やスタッフの態度が最悪でもリピートしたいでしょうか?

僕は嫌です。

フランチャイズだろうが高級店だろうが個人店だろうが、「人柄>味」です。

商売人はお客さんからお金を貰わないと食べていけません。

BtoB(企業が企業に物を売る)だのBtoC(企業が個人に物を売る)だの専門用語っぽくカッコつけて言う人がいますが、いやいやまず人と人だろうがと。

全ての商売は「客=素人」の場合がほとんど。素人だからプロにお金を払って頼むわけです。

それを「頼られてる」「自分はデキる人間だ」「自分は他者より優れている」と勘違いされている人間がこの業界には特に多いなと感じます。

素人が分からない事を教えるので先生気分になるのでしょう。「お陰様」の精神があるか否か、少し接してみればすぐ分かります。

そういう人間は仕事以外でも頭が高くなるものです。

例えば自分が客として店に行った時の店員に対する態度とか、車の運転とか、そういう所にその人の性格が露骨に現れます。

そういうレベルで自分を律していないと、「人と人」の精神は育ちません。

「人と人」の精神が育たないと身勝手な謎の選民思想で自分の看板を汚すことになります。

特に失敗した時ほどこの辺のことが露骨に現れます。

同業者から見られた時に「アイツはダメだ」と思われないように。自分の人生がドラマ化された時にダサくないように。

僕はそう心掛けています。

その結果、泥まみれになりながらも税理士バッジを掴み取りました。

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