商売人に横の繋がりは必須
昨日は新米税理士のオリエンテーションからの懇親会に参加していました。
前職の会計事務所はTKCと真逆で、「超」閉鎖的な事務所でした。
そのため他事務所との交流など無く、同業者仲間といえば大原や大学院、SNSで知り合ったごく少数の仲間だけです(僕の人見知りもありますが)。
当初は懇親会は行かないでおこうと思っていた(人見知りスキル発動)のですが、ひとり税理士で頼れる人も少ない。それではイカンなと。
百戦錬磨の先輩税理士にお近付きになれたのは有り難い
僕は業界に20年近いキャリアがありますが、税務調査は未経験です。
とても珍しがられるのですが、特殊な案件は全てボスが一人でやるような事務所でした。
「余計な事はするな」と言われ、調査に同行させてもらえず、相続税の案件もやらせてもらえず…といった超カースト事務所でした(なので今、相続税を猛勉強しています)。
そんな中で昨日、居並ぶ大先輩方に圧倒されながらも、お酒が入った途端…(笑)
新米ゆえの不安、ひとり税理士なりの不安、公私混同について…いろいろなアドバイスを頂きました。
難関資格の税理士のバッジを掴んだ人なので、中にはオラオラな税理士も知っていますが、仕事が忙しい中で会の役員にも就くような人はみんな苦労や痛みが分かるんだなぁと。
他にもいわゆる同期、地元で新米同士の繋がりも出来たのはありがたいなぁと。
僕意外はみんな20〜30代でしたが、大手監査法人で税理士やってる若者、親の急逝で若輩ながら切り盛りしている子…、四十路のおっさんも頑張らないとと身が締まる思いでした。
プロの繋がりは楽しい
友達と呑むのはもちろん楽しいのですが、四十路にもなるとグチやボヤきが多くなります。
二十代の頃のような生き生きした恋バナや下ネタはもうほとんどありません。
僕ひとり未婚なので、話の輪についていけてないからというのが大きいとは思いますが、何か刺激が足りないなぁと。でもそれは冷たいのかなぁと密かに悩んだりしていました。
そんな中で、同業者や税理士同士で集まると、とてもポジティブな、野心的な話になります。
まだまだ拡大したい、海外取引の案件をやりたい、相続やM&Aに特化したい…チャレンジ精神に溢れていました。
そして僕も「そっち側」に一歩、踏み出したわけです。
一朝一夕で結果は出ないので、不安との戦いですが、日々刺激的です。
今後どんどん人脈を広げていきたいものです(税理士あるある?なのか、皆さんのお酒の強さには圧倒されっぱなしでキツいですが…)。