税理士登録はお金がかかる。
晴れて税理士になったわけですが、開業云々の前に税理士になるため、静岡市で税理士として活動するためにずいぶんお金を払わされます。
大きく分けて3段階、まとまった額を払うことになります。
登録申請時
とにかく書類が多いのがこのタイミングなので、写真代など細々した支払いは割愛します。大きな金額としては以下のとおり(東海税理士会の場合)。
- 登録免許税 60,000円
- 登録手数料 50,000円
税理士証票交付式時
- 東海税理士会入会金 40,000円
- 通常会費 月額5,800円・年額69,600円(令和2年4月1日より年額84,000円に値上)
- 税理士協同組合出資金 10,000円
- 税理士政治連盟会費 6,000円
- 同、法対策特別募金 10,000円
- 登録時研修テキスト代 5,000円
- 税理士バッジの略章 19,046円
これらのうち税理士政治連盟は任意なので(強く勧められますが)僕は拒否しました。また、税理士バッジも本物は裏に刻印があるので、失くしたら一大事(略章もですが)なので、レプリカを任意で借りました。買うのではなくレンタルです。
静岡支部入会時
- 支部特別負担金 70,000円
- 会費 年額48,000円
- 静岡税理士協同組合出資金 150,000円(退会時に返還)
ざっと覚えてるだけでこれくらいです。税理士として活動するためにはこれほどのお金がかかります。出資金は拒否しましたが、それでも登録するだけで30万円超払いました。
事務所によっては、師匠の税理士が餞別代わりに払ってくれるとか、勤務税理士なら事務所が払ってくれるという話をしばしば聞きます(ウチは逆に金銭を要求されましたが)。
ここから機材を揃え、会計・税務ソフト、その他諸々の道具…。
どんな仕事でもそうですが、起業するにはたくさんのお金が必要です。それでいてお客さんが付いてくれるのか、食べていけるのか、全ては自分次第です。そのせいか今は独立思考を持つ税理士は少なくなっているそうです。
僕の場合は独立しか考えられませんでしたが。
もちろん不安はあります。
でもそれ以上にワクワクがある。もう雇われの身には戻りたくありません。これだけは頑固に貫きます。