社会の仕組み

コロナの影響で派遣切りや長期の休業などで収入が途絶えている人が出始めています。

こういう非常事態になるとまず切られるのは派遣社員です。

派遣社員たちは「何の前触れもない」「住む場所も奪われた」と悲痛な叫びが聞こえています。

しかしこれには疑問を感じます。

そもそもそれが派遣社員という立場なのでは?

ということです。

先日、派遣社員も正社員と同じ待遇をという法案が可決されましたが、これもおかしな話ではないかなと。

いくら派遣社員が正社員と同じ仕事をしているとはいえ、これでは正社員の溜飲が下がらないでしょう。

弱者を気取る以前に、なぜ自分が派遣社員なのか?を見つめ直すべきです。

普通にしてればどこかしらの正社員になったでしょう。

僕のように死に物狂いで頑張ったら国家資格も取れたでしょう。

全員がとは言いませんが、自分自身に省みるべき所があったのではないでしょうか?

仕事内容がイヤ、上司がイヤ、同僚がイヤ、残業ばかりでイヤ、縛られるのがイヤ、働くのがイヤ…イヤな理由を挙げたらキリがありません。

お金を稼ぐとはラクな事ではないのです。

イヤなこと、理不尽なこと、屈辱的なこと…そういったことを我慢して給料をもらい、出世していくのです。

それがイヤだというならフリーランスとして自分自身に商品価値を見出しましょう。

「派遣社員」とは会社直属の正社員と違い、外部から派遣されてきた労働者です。字の如く。

派遣会社から労働力を買ってるのですから、正社員と同じ仕事をするのは当たり前です。それがイヤならアルバイターになれば良いのではないでしょうか?

直属の部下と外部から買ってきた労働力では待遇の差があって当然でしょう。その差が不服なら働きぶりで示して正社員として採用されるくらいになりましょう。

厳しい言い方に聞こえるかもしれませんが、よくよく考えてみれば至極当然の事です。

会社に文句を言う前に「派遣社員」という立場に甘んじている自分を叱りましょう。フリーランスなり正社員なり、現状を変えたいのであれば「全力・本気」が欠かせません。

全力・本気はキツいです。すぐ辞めたくなります。でも、変わりたければそれを越えなければなりません。

それがイヤだというのなら、怠惰を選んだ自分を受け入れ、派遣切りになっても文句を言うのはやめましょう。結果は全て自分が選択した行動の結果なのですから。