逆算で考えることの大切さ
努力のしかたを間違えた
今日、ある人と興味深い話をしました。
その人は物事をゴール地点から考えるそうです。合理的に事を運ぶために。
一方、僕はスタートラインからコツコツと、ひたすらコツコツと、黙々もゴールを目指してきたように思います。
なるほど、ここに結果の出方の差があったのかと。
ビジネス書や自己啓発系のもので「逆算で考えよう」と何度も見聞きしましたが、自分の歩んできた道を振り返ってみると確かにそうだなと思えます。
受験していた頃は目の前のことで精一杯で、ただただがむしゃらでした。
努力ありきでやっていたから、我慢ばかりで18年もかかってしまったのかなと…。
「お前は努力のしかたを間違えてる」と何度も言われましたが、今さらながら分かりました。
正しい努力のしかた
どうすることが正しい努力だったのでしょうか?
当時の僕は「そんなこと言うなら正しい努力ってのを教えてくれよ」って反論していました。
結局だれも教えてくれなかったので、頑なに我流で泥臭く、荒波を全面で受け止めていました。
今思えば、遠い先、つまり税理士になった後の事ばかり考えていたように思います。
もちろん、こうありたいと願う未来を明確に、すでに達成したかのように思っていると、その結果を引き寄せる。そういう実体験もあります。
それと同時に、まず直近の試験の合格をリアルに思い描いて、それを達成するためにはどうすべきか…と考えるべきだったなと。
遠い先の夢と近い所の目標、この両方の逆算をすること。
逆算するとは、努力をし過ぎず、効率化するということ。
それができていたら、もしかしたら半分くらいの時間で税理士になれていたのかなぁと。
後悔しても仕方ないですが、やはり悔やまれます。